運命は髪で変わる！鍵は、似合う髪より「なりたい髪」

つやプラ / 2016年12月28日 10時0分

30代40代になると、今までと同じ髪型、スタイリングがしっくりこないと感じることがありますよね。だからといって今の自分にぴったりの髪型が分からない、サロンでは美容師さんにおまかせ、イメージを変えるのに抵抗がある…という女性も多いのでは？　そんな多くの女性が抱える髪の悩みを解消するべく、「女の運命は髪で変わる」の著者で日本初のヘアライターである佐藤友美さんにインタビューを敢行。今よりもっと自分を好きになる「運命を変える髪」の見つけ方について、お話を伺いました。

■「髪」で運命が変わる!?

−著書「女の運命は髪で変わる」にもある“運命は髪で変わる”と思われた理由とは？

「私が、髪で運命が変わると思う理由が2つあります。ひとつは、髪は生まれつき身体に備わったもので、そこが綺麗だとDNAレベルで美しく見えるから。メイクや服を褒められるのと違い、生まれ持った髪を褒められることは、自己肯定感につながりやすいのです」

◇「髪」は自分自身。「なりたい髪」を見つけて自分を好きになる

「髪って、自分で思っているよりも“自分自身”なんです。まつげやまゆげは自分自身の“顔”だと思いやすいのに、髪は他人に任せる場所だと思いがち。そうではなく、髪は自分を表現するパーツだと考えて、「なりたい髪」を手に入れてください。髪を自分のものとしてコントロールすることができれば、自己肯定感がアップし自分を好きになることができると思うんです」

◇髪型＝キャラ。髪型を変えれば行動が変わり運命が変わる

−髪で運命が変わる、もうひとつの理由とは？

「髪型はその人のキャラクターに直結するから。マンガやドラマのように『ショートカットは活発』『キャリア女性はシャープな前下がりボブ』など、人は髪とキャラクターを記号化して見ていることが多いんです。つまり、髪型で自分のキャラを演出できるということ」

「髪型を変えると見られ方が変わり、言動や振る舞い方も変わります。髪は身体の中で唯一自由に切り刻める、デザインできる場所。ダイエットは時間がかかるけれど髪は一瞬で変えられる。運命を変えやすい場所であると思います」

■「髪型」は似合えば良いってもんじゃない！

−髪が「自己肯定感」にまでつながっているとは驚きです。次に、30代40代女性たちが「なりたい髪」を見つけようとする時に気をつけることとは？

「まず、髪について誤解している多くの人たちに言いたいのは、『似合う髪型はたくさんある！』ということ。それぞれのレングスなりに似合わせ方は無数にあるので、『私はこの髪型は似合わない』という思い込みを捨ててほしいと思います。
また、似合えば良いってもんじゃない！　ということも。たとえ似合ったとしても、自分が進みたい方向性と違う場合は、『なりたいイメージ』を優先して。『なりたいイメージ』からその人の顔立ちや髪質に似合わせていくことが、成功しやすい流れであると思います」

■30代40代女性向け「なりたい髪」の見つけ方

−自分のスタイルが固定しがちな大人の女性たちに向けた「なりたい髪」の見つけ方を教えてください。

◇なりたいイメージを30個書き出して3個に絞る

「メモや髪に『可愛い』『大人っぽい』など自分がなりたいイメージ30個を書き出して、その中から3つに絞ります。そうすると、自分でも思ってなかった自分を知ることができ、イメージもきゅっと絞られるので、そのキーワードを元に美容師さんに相談し、髪型を決めていくと良いでしょう」

ポイントは「自分が褒められたい言葉」

「なりたいイメージが見つからないときは、自分が褒められたい言葉、言われたらぐっとくる言葉を探してみて。本や雑誌をぱらぱらめくれば、あふれる言葉の中からぐっとくる言葉が見つかるはず」

◇なりたいイメージは、芸能人から近所の人、マンガを参考にするのもあり！

「なりたいイメージの参考にする人は、会社や近所の素敵な人を真似することから入っても良いと思います。憧れのあの人だったら、どういう髪型でどう行動するか？　など具体的にイメージしてみることもおすすめです。また、マンガのキャラは極端にデフォルメして描かれていてイメージを明確にしやすいので、好きなキャラクターの髪型を参考にしてみても良いでしょう」

“なりたい髪型”を考えることがこんなに楽しく、自分を好きになるきっかけであると初めて気付かされたインタビューでした。第二回目は「失敗しない！美容院でのオーダーの秘訣は『自己開示』」です。お楽しみに。（LAR編集部）

《profile》ヘアライター＆ヘアアドバイザー　佐藤友美（さとゆみ）

img_satoyumi