気になる下腹ポッコリに◎ベッドで3分の簡単ヨガポーズ

ミロのヴィーナスのように丸く出たお腹は女性らしさを感じるものですが、出すぎてしまうと悩ましい……。それが下腹ポッコリ問題。太って見えたり、老けて見えたり、やぼったく見えてしまいます。薄着の季節になってくると更に気になりますよね。これから夏に向けてダイエットしたい方はもちろん、体重が増加したわけでもないのに年々下腹が出てきて体型が崩れていると感じている方に向けて、簡単にできるポーズをご紹介します。

■ほっといてはダメ！下腹ポッコリ問題

ポッコリには見た目以上のデメリットが

一口に下腹ポッコリと言っても、理由はいくつか考えられます。皮下脂肪、筋力の低下、便秘やガスが溜まっている、悪い姿勢、内臓が下垂してきた、など。アラフォーとしては特に気にしたいのが内臓の下垂。見た目だけの問題ではなく、内臓が圧迫されて消化器系、婦人科系、泌尿器系のトラブルの元にもなりかねません。健康と美容、両方の問題に関わります。

そこで有効なのがズバリ逆さまになること

腹筋を鍛える前に中身を引き上げるという観点からおすすめなのが、このようなヨガの逆転系ポーズ。物理的に内臓を上に上げてしまうという訳です。と言われても、出来る気がしないと遠い目をしたあなた。大丈夫です！　寝る前ベットの上で簡単に出来て効果的なポーズをご紹介します。たった3分でOKですよ。

■やさしい肩立ちのポーズ〜鋤のポーズ

壁を使ったポーズです。生理中は控えましょう。

1.腰の下に枕やブランケットなどを敷き、壁に脚を預けます。手は万歳で肘を軽く曲げ、手のひらをゆるめましょう。目を閉じてリラックス。ゆったりと呼吸をしてください。（1分〜2分程度）

2.無理でなければ足先を頭の方向へ。呼吸してこのままキープでも良いですが、更に効果を上げたい場合は3へ。

3.腰を手でサポートしつつ、頭の向こうの床へ足先を下す。横を向いてしまうと首を痛める可能性があるので、目線は天井です。（2.3.合わせて30秒〜1分程度）

リラックスできて睡眠の質アップにも◎

身体を逆転させることにより、むくみ、代謝UP、冷え性、血行UP、インナーマッスルの強化などの効果も期待できます。個人的には、リラックスして眠りが深くなる効果が嬉しいところ。（効果の実感には個人差があります。）

ポーズを終えたらそのままおやすみなさい。これならできると思っていただけたでしょうか。下腹ポッコリが気になる方はぜひお試し下さい。
（ヨガインストラクター/顔ヨガインンストラクター　千葉　ゆか）