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親が知りたい!子どものスキンケア始め時とスタートアイテム

つやプラ / 2017年3月7日 19時30分

大気汚染や紫外線への対策が叫ばれる中、日焼け止めの塗布や洗顔などのスキンケアが、男女世代を問わず必要な時代になっています。そのような状況下においても、お化粧やコスメが気になり始める小学高学年のお子さんをお持ちのお母さんに、スキンケアはいつから始めたらいいのか? 何をやったらいいのか? 質問されることが少なくありません。お子様に必要なスキンケアのプロセスも含めて、まずは「化粧水でのお手入れは必要なのか?」という問いに対して、美容ライター・コスメコンシェルジュの筆者がお答えします。

■大人のスキンケアプロセスをおさらい

 正しい洗顔で汚れや皮脂を取り除いた肌は、水分・皮脂が不足して表面につっばりを感じます。洗顔後、すぐに化粧水をつけることが必要です。そのうえで、肌悩みに適した必要な美容成分を与え、さらに保湿効果のあるエモリエント成分の多く含まれる乳液やクリームで、水分がお肌から逃げないようにふたをするというのが一般的なスキンケアのプロセスです。

■子どもにもスキンケアは必要なの?

では、お子さんの場合はどうでしょう。スキンケアのはじめどきは、主に、皮脂分泌が増え始める10歳ころからと考えて間違いないでしょう。(洗顔については、別記事をぜひご参照ください。)女性の皮脂分泌は、20歳台をピークとし、30歳を過ぎると徐々に減り始めます。十分に皮脂が分泌され、まだ日常的なメイクをしない小学高学年や中学生では、皮脂の不足しがちな大人と同様のスキンケアを行うのは間違いであると言えます。ただし、しっかりと正しく洗顔した後の肌をそのままにしていることに抵抗を感じ始めたのであれば、それは水分が足りていない証拠。まさにそのときがスキンケアのはじめどきなのかもしれません。

■子どもも洗顔後のお肌に化粧水をつけた方がいいの?

真冬や春先の空気が乾燥する季節では、お肌が乾燥してバリア機能が低下しがちですので、お子さんでも乳液やクリームなどが必要なことが多くなります。ただし、洗顔後のお肌にいきなり乳液やクリームを使用しても、肌表面のキメが乱れていると吸収しないことがあります。まずは洗顔で失われた水分を補うことで肌表面を整えてあげることが必要です。お子さんの場合はとくに、敏感肌でなくとも、なるべく天然成分のものを選びたいですね。また、大人用のスキンケアアイテムでは脂分過剰になりがちですので、敏感肌用アイテムでも脂分の多いものはかえってトラブルのもとになることもあります。健康な肌の状態に近い弱酸性で刺激の少ないアイテムを選んであげましょう。

■ニキビが気になり始めたお子さんに

アクネケア ローション W/dプログラム

資生堂dプログラムはパラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、低刺激設計でお子様にも安心です。ニキビが気になり始めたら、用意してあげたいですね。症状がひどいニキビは、皮膚科を受診しましょう。
(125ml 税抜価格 3,500円)

■洗顔後の乾燥をケアしたノーマル肌のお子さんに

化粧水・敏感肌用・しっとりタイプ 200ml/無印良品

こちらもデリケートな肌にやさしい低刺激性で安心。岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズです。無着色、無臭なので10歳からローティーンのお子さんのスキンケアはじめにおすすめです。
(200ml 税抜価格 540円)

■手頃なアイテムでスキンケアを始めたい方に

うるおい弱散水/ビオレ

ドラッグストアで気軽に手に入りポンプ式で使いやすいので、ローティーンのとっかかりスキンケアにぴったり。健康なお肌の状態に近い弱酸性で、おだやかにお肌にうるおいを与えてくれます。さっぱり、しっとり、とてもしっとりの3種類あり。
(200ml  ノープリントプライス)

スキンケアの基本をおさらいしておけば、お子様の正しいスキンケア・サポートも安心ですね。親子そろってのスキンケアを、ぜひ実践されてみてはいかがでしょうか?
(美容ライター/コスメコンシェルジュ 斎藤明子)

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