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唾液が減ると口臭に!?「ドライマウス」を防ぐマッサージ法

つやプラ / 2017年3月25日 20時30分

女性の口は男性と異なり女性ホルモンが唾液の分泌量に影響しています。女性ホルモンの減少にともない、唾液が少なくなると、ドライマウスや歯周病、口臭に悩まされることも。そんなときにおすすめなのが、唾液腺マッサージ。ちょっとしたコツと知識を得るだけで差が出るオーラルエチケットで、口に自信を持ちませんか?

■唾液の減少でおこる「ドライマウス」とは

ドライマウスという言葉を聞いたことはありますか? 唾液の減少で口の中が乾燥してしまい会話・飲食・飲み込みが困難になる症状です。唾液が少なくなると歯周病・虫歯のリスクも高くなります。唾液が少なくなると、自浄作用能力の低下で口のニオイも強くなってしまうのです。話すためには口が潤っていなければならないので、常に飲み物を飲み続けたり飴を舐めたりしなければならず、仕事社会においては「飲食をしながら仕事をしている」と誤解を受けやすいのです。

ドライマウスが疑われる症状は6つ。

・乾いた食べ物が食べにくい

・口の中がネバネバする

・口の中が傷つきやすい

・口臭がある

・口が乾き・ネバネバして話にくい

・舌がひりひりする

気になる方は専門医を受診されてみても。

■加齢で唾液が減る!?唾液と女性ホルモンの密接な関係とは

女性ホルモンの働きでイメージするのは生理や肌への影響ですよね。実は女性ホルモンは粘膜や唾液腺(唾液が出てくる部位)にも働きかけて、唾液を分泌させています。更年期などで女性ホルモンが減少すると、自ずと唾液の分泌量も低下してしまうのです。そして、分泌が促されないと唾液腺(唾液の出る管)も細くなってしまいます。しかし、細くなってくる唾液腺は超音波・音波歯ブラシの振動やマッサージの刺激によって唾液の分泌が促されることが分かってきました。あきらめないで入浴中の唾液腺マッサージを試してみて。

■簡単!お風呂でできる唾液腺マッサージ

1.入浴中は温かく筋肉が緩みやすいので両手で耳から頬辺りまでを時計周りにクルクルとマッサージをして、耳下腺(耳の近くにある唾液のでる腺)を刺激してみましょう。

2.口の中に空気を入れて頬を膨らませます。そのまま3秒程度キープをして、反対側も同じように膨らませてみましょう。左右で1回×3回程度(耳に圧力がかかり痛みを感じた場合は止めてくださいね)

3.舌で頬の周りをゆっくりと回します。早く回さずに15秒程度かけてゆっくり回すのがポイント。

■マッサージができない時に◎口臭が気になるタイミングと簡単ケア法

一日のなかで口臭を感じやすいタイミング4つ

1 起床時

2 午後13~14時(交感神経優位な時間)

3 緊張時

4 空腹時

起床時・緊張時・空腹時などは生理的な口のニオイが原因です。2・3は水うがいやマウスウオッシュでブクブクして気分もリフレッシュ。
1・4は歯磨きやちょこっとした食べ物を摂取することでニオイケアができますよね。

手軽にケアするならマウスウォッシュがおすすめ

マッサージができないときは、マウスウオッシュも便利です。アルコール・ノンアルコールに大きく分けられるので、自分に合うものを選んでみてください。口が乾きやすい方はアルコール入りだと、唾液も一緒に揮発(蒸発)してしまうので、ノンアルコールを選ぶと良いでしょう。口にサッパリ、スッキリ感が欲しい方はアルコール入りがおすすめです。

生理前は口のニオイが強くなる傾向があります。でも女性のサイクルだと知れば安心ですよね! そんなときは悩まず、唾液腺マッサージやトレーニングでリフレッシュしたり、マウスウォッシュを使ったり、上手にケアしてみましょう。
(歯科衛生士 上野清香)

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