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朝のヘアセットでパサ髪に!?プロが教えるヘアケアNG習慣

つやプラ / 2017年4月8日 19時30分

乾燥した空気に乗って、ほこりも花粉も髪や頭皮にたっぷりとまとわりついています。髪の手触りの変化やダメージを感じやすい季節。朝のスタイリングやヘアケアで気づかずにしていたことが、髪や頭皮によくない場合もあります。普段の行動を振り返ってチェックしてみましょう。

■髪を傷める!ヘアセット時のNG習慣3つ

・ヘアアイロンで髪を巻く

ダメージになるのはわかっていても、綺麗に手早く巻き髪を作ることができるヘアアイロンを手放せない人も多いのでは。ヘアアイロンを使うと、熱により髪の表面や内部が乾燥したり、キューティクルが損傷する場合もあります。できるだけダメージを与えないように工夫をしましょう。

・髪の保護・セット効果があるスタイリング剤を付けすぎる

セット前に使用する、オイルやローションタイプのスタイリング剤は、いずれも髪を熱や紫外線から保護したり、カールをキープする効果がありますが、目的に合ったものを選ぶことが大切です。髪が濡れた状態でアイロンを当てると髪内部の乾燥に繋がります。アイロンを当てた時に「ジュッ」と水分が蒸発するような音が出ることのないように、ローションタイプは付けすぎに要注意。

・髪をブロッキングせずに巻く

ちょっとの手間も惜しみたい朝の支度。大量の毛束を一度に巻いて、ほとんどクセが付かなくてやり直すようでは、かえって髪に悪影響です。熱によるダメージを最小限に抑えるためには、段取りや手際が命。同じ場所に何度もアイロンを当てたり、長時間当てることがないように、手早く確実に巻いていきます。
そのためにはヘアクリップなどを使って、邪魔になる毛をどかしましょう。巻く方向や分量をちゃんと見ながら巻けるので、作業効率が上がって仕上がりにも差が出ること間違いなし。一度に巻く毛束の量も多すぎない方が綺麗なカールを早く付けることができます。

■ブラッシングで気をつけたいこと2つ

ブラッシングは毛流れを整え、髪の表面の汚れを取り除きツヤを与える効果や頭皮の血行促進にも良いとされています。 しかしブラシの特徴や髪の状態によっては逆効果になることも。

・傷み・乾燥が気になる髪には保湿をしてから

ドライな状態でブラッシングを繰り返すと、表面のキューティクルがめくれ上がり、乾燥や静電気の原因にも繋がります。ブラッシング前にスプレー式の化粧水などを軽くかけたり、ヘアクリームをなじませても良いでしょう。特にカラーリングやパーマ、紫外線でダメージを受けている髪は要注意です。

・マッサージや濡れた髪用と乾いた髪用にブラシを分けよう

濡れた髪はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態です。この時は目が粗く、クッションタイプのパドルブラシがおすすめ。根元から毛先に向けてブラシを動かしても、抵抗感なくスルッととかせます。目が細かくて毛の柔らかいブラシでは、濡れた髪には不向きです。猪毛や豚毛のブラシは、細かく毛に絡みながらも静電気が起こりにくく、乾いた状態の髪にツヤを与えてくれます。

髪や頭皮のことを考えているつもりでも、ちょっとした事の積み重ねがダメージになる場合もあります。髪と頭皮の状態やお手入れ方法を定期的に見直してみるのも良いかもしれませんね。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 上野 リサ)

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