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痛くない!怖くない!花粉の時期に◎な「鼻うがい」のすすめ

つやプラ / 2017年3月31日 19時30分

鼻炎、蓄膿症、花粉症…鼻の調子が悪いと気分も上がらず辛いですよね。鼻が詰まると、口呼吸になって感染症にかかりやすくなったり、風邪でもないのに頭がぼーっとしたり、表情にも覇気がなくなります。耳鼻科に通って大量に薬や漢方薬を買い、鼻炎薬を使い続けてはいませんか? 薬に頼り切る前に、自分で出来る鼻腔ケアをおすすめします。今回は、鼻腔をまるごと洗ってしまう「鼻うがい」のご紹介です。

■アーユルヴェーダやヨガではポピュラーな浄化法「鼻うがい」

もともと鼻炎がちな筆者は、ヨガの呼吸法に苦戦していた時にこの「鼻うがい」に出合いました。試してみると、驚くほど鼻がスッキリしてやみつきに。花粉症の時期や、風邪の予防にもとても良いセルフケア法です。

■「鼻うがい」は痛くない!怖くない!

鼻から水を入れるということに恐怖を憶える方もいるのではないでしょうか。きっと、むせて飲み物が鼻から出てしまった時や、プールやお風呂で鼻に水が入ってしまった時の記憶によるものだと思いますが、始めに言っておきます。生理食塩水を使って正しく行えば全く痛くありません。ここでは、ヨガやアーユルヴェーダ用の器具などを使わないお手軽な方法をお伝えします。

※注意事項

・中耳炎の方、年齢の低いお子様は控えましょう。
・慣れないうちは、濡れてしまっても良い服装や濡れてもいい場所(お風呂場など)でやると良いでしょう。

・鼻うがいに用意するもの

・天然塩
・体温に近いぬるま湯(一度沸騰したものを冷ますのがベスト)
・コップ
・タオル
以上4点のみ。これならすぐに出来ますね。

・鼻うがいのやり方

生理食塩水を作る


1.コップに入れたぬるま湯に天然塩をよく溶かします。濃度は1%くらい。わかりやすく言えば「涙の味」くらいです。(溶け残りに注意してください。濃度が高いと鼻にしみます。)

2.片鼻を塞ぎ、開いている鼻で塩水を吸う。この時、空気が入らないように鼻の穴を浸してから吸い上げるのがポイントです。

3.鼻の奥まで入ったら、口から出す。もしくはそのまま鼻から出す。口から「はー」と息を吐くタイミングで出します。慣れるまでは鼻から出すと簡単ですよ。どろっとした鼻水が一緒に出てきます。

4.左右交互に繰り返し、終わったら鼻をかむ。タオルで水をぬぐったら終了。スッキリ感を満喫してください。

いかがでしたか? 特別な器具も必要なく、思い立ったらキッチンでもサッと出来てしまう「鼻うがい」。外からの帰宅後にすると、花粉や有害物質を洗い流せますし気分も良いですよ。特に花粉の時期にはおすすめします。鼻うがいを習慣にして、鼻腔美人になりましょう。
(顔ヨガインストラクター 千葉ゆか)

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