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美容オイルの「ミルフィーユ法」とは?春のゆらぎ肌対策3つ

つやプラ / 2017年4月11日 20時30分

桜の開花宣言が各地で発表されて、いよいよ春本番ですね。心もウキウキ、ファッションも春仕様にシフトして気分も明るくなる季節ですが、季節の変わり目のお肌は不安定になりやすく、お肌の悩み相談が急増します。そんな時、救世主となるのが美容オイル。お手持ちの化粧品に美容オイルをプラスして肌の悩みをやわらげる3つの使い方をご紹介いたします。

■春先の肌はゆらぎやすい

春先は日によって気温がバラついて体調を崩しやすかったり、お肌は水分と油分のバランスが乱れがちで本来の肌を防御するバリア機能が低下しやすく、体調・肌ともに不安定になりやすいシーズンです。肌をとりまく環境としてはバリア機能の低下だけでなく、紫外線量の急激な増加・気温や湿度が上昇することで肌表面もベタつきやすくなります。さらに空気中の黄砂・花粉・大気汚染が肌表面に付着して汚れやすくなっているため、それらの影響で肌がデリケートな方は「かゆみ」「赤み・ほてり」などを感じやすくなってしまいます。

・肌悩みNo1は花粉症の影響

肌カウンセリングで多く伺うお悩みが「花粉症の影響で鼻や目まわりがムズムズ・ヒリヒリしてしまう」「いつも使っている化粧水がしみてしまう」「皮ムケ・粉ふきでファンデーションがうまくのらない」「肌に赤み・ほてりがでる」「洗顔料がしみる」といったなんとなく敏感気味な声が多いです。

・何となく敏感肌の救世主「美容オイル」

私たちの肌は本来自分でつくりだす水分(汗)と油分(皮脂)が混ざり合った天然の保護膜(皮脂膜)によって守られています。季節や寝不足、ストレスなどでバランスが乱れてしまうと水分・油分バランスも乱れてバリアの働きも弱くなって敏感ぎみになるという悪循環に。そんな時に救世主となるのが美容オイル。たっぷりのオイルで優しくマッサージするようになじませるだけでもツヤ肌は実感できますが、ちょっとした工夫で更に美肌効果を発揮しますのでぜひお試しください。

■目周りがムズムズ・ヒリヒリしてしまう方に「ミルフィーユ法」

・使い方

一つ一つのアイテムの間にオイルをプラスする、まさに「ミルフィーユ」のような使用法。1円玉位の量(2~3滴)をとり、やさしくなじませます。
洗顔→オイル→化粧水→オイル→乳液→オイル→クリームの順にオイルをプラスしていきます。
肌が敏感状態の時は水モノがしみてピリっと感じやすいので先にオイルの膜をつくってあげることで、和らぎやすくなります。重ねるごとにうるおいを閉じ込めて肌が抱え込みやすい状態に整えてあげると効果的です。

■皮ムケ・粉ふきには化粧水にプラスして

・使い方

化粧水にオイルを3滴プラス。うるおいリッチタイプのようなコク感のある使い心地になります。朝のメイク前にもおすすめの使用法です。(皮ムケ部分のファンデーションは、擦らずおさえるように)

■赤み・ほてりには乳液にオイルをプラスして

・使い方

乳液にオイルを5滴プラスして優しくクルクルとミルクマッサージ。なめらかにのび広がり、高級なマッサージクリームでエステしたようなモチモチ肌に。乾燥による水分不足で赤味やほてりを感じやすくなるので、うるおいバリアをつくるのに効果的です。

サンプルやテスターなどで試して肌に合った質の良いオイルを使用するのがおすすめです。なじみやすいオイルは、化粧水の前に使用しても化粧水の浸透をさまたげません。香り・テクスチャー・目的などに合わせて1本用意しておくとSOS時の救世主となってくれる美容オイルをぜひお試しください。
(美容家/コスメコンシェルジュ 市川 愛子)

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