揉むのはNG!?プロが教える正しいシャンプーとヘアドライ
つやプラ / 2017年4月9日 19時30分
気づかずにしていたこんなことが、頭皮と髪に良くなかったなんて……毎日の当たり前になっている習慣だからこそ、頭皮と髪に良くないことを知らず知らずにしていないかチェックしてみましょう。
■意外とやりがち!頭皮と髪のNG習慣と対策
・頭皮を揉むようにシャンプー
頭皮のためには、シャンプーしながらマッサージをすると良いという声もありますが要注意です。頭皮と一緒に髪まで揉んでしまうと、髪の内部を保護する役割のキューティクルにダメージを与えることも。
髪をぐしゃぐしゃにせず、手ぐしを通すように洗う
指の腹全体で、髪の根元をゆするように手を動かし頭皮を洗います。髪は手ぐしを通す要領で「一方向」で洗います。シャンプーによる摩擦のダメージを防ぐために、根元から毛先に向けて指を通しましょう。
頭皮の汚れが気になる方はシャンプーを2回しましょう。1回目は、髪や頭皮の表面に付着している汚れを洗い流します。2回目でシャンプーの泡が毛穴まで行き渡り、汚れを浮き上がらせることができます。力が入ると爪で頭皮が傷つく可能性もあるので、注意してください。手間をかけることで、シャンプーの効果も十分に発揮できます。
・半乾きで寝る
「良くないらしい……」と知りつつも、意外とやりがちなのが半乾きのまま寝ること。実はこれが髪には大きなダメージになります。濡れた髪はキューティクルが開き、ダメージを受けやすくなっています。湿ったまま寝ようものなら、枕に擦り付けられて、摩擦に弱いキューティクルは悲鳴をあげています。根元から毛先まで、しっかりと乾かしましょう。濡れたままで良くないのは、髪だけではありません。頭皮に残った水分は、蒸れの原因になります。雑菌が繁殖し、ニオイや皮膚トラブルにもなりかねません。
タオルドライで毛先と頭皮の水分を取り除く
ある程度のタオルドライはどなたでもしていると思います。実は、タオルドライの精度を上げることが、ドライヤーの時間を短縮し、熱による髪への負担を軽減できます。何気なくタオルドライをしていると、すでに水分をたっぷりと吸収した部分だけで拭いている場合があります。髪が長い方であれば、バスタオルの端まで使って十分に拭けたら、フェイスタオルをもう一枚用意することをおすすめします。乾いたタオルに、頭皮や毛の根元の水分を吸わせるようなイメージで、もう一度拭きます。最後に毛先の水分を押さえるように拭います。こうすることで、ドライヤーの時間を短縮できるはず。湿り気は残さず、しっかりと乾かしましょう。水分の吸収力が高いタオルなども取り入れると、さらに効果を実感できます。
髪のハリ・ツヤ・コシを維持するために欠かせないキューティクルへのダメージを最小限にし、髪を育む頭皮の環境を整えることが、30代からのヘアケアには欠かせません。当たり前になっている習慣だからこそ、この機会に見直してみてください。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 上野 リサ)
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