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とり過ぎ注意!?実は知らない、美と健康に◎な食品の選び方

つやプラ / 2017年4月11日 12時0分

良質の食べものを摂ることで美容と健康を養うことは、もはや常識となってきましたね。スーパーフードと呼ばれる食品や機能性表示のついた飲みものなど、さまざまな商品が販売されていますが、しっかりと選んでいますか? 美容と健康に役立つ食べものをとっているつもりが逆効果にならないように、チェックしてみましょう!

■必ずチェックしたい原材料

(1)添加物

スムージーミックスやスーパーフード入りなどと書かれた商品はとても便利ですが、原材料をチェックしてみましょう。保存料、着色料、合成香料、科学調味料などの添加物は、国の定めた厳しい基準のもとで添加されていますが、身体への影響も懸念されているため、できれば避けたいもの。とくに、食べものからの体質改善は毎日続けることが大切ですから、添加物の入っていないものを選びましょう。

(2)甘味料

カロリーゼロなどの低カロリーをうたっている商品に多く使われているのが、人工甘味料です。少量でも甘味が強いため、カロリーはゼロとなります。でもその一方で、人工甘味料は体内や脳内の仕組みを混乱させ、逆に空腹感を強めたり、甘いものが食べたくなる衝動を起こさせるともいわれています。無理にカロリーを抑えるのではなく、メープルシロップやハチミツなど、良質の甘味料を使う習慣をつけましょう。

■良質だけど、とり過ぎ注意の成分

(1)オレイン酸

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は身体に必要な良質の脂肪酸ですが、体内で合成することもできます。ですから、摂り過ぎれば脂肪として蓄積される可能性が高くなります。オレイン酸は、アーモンドやアボカドなど食品にも多く含まれている比較的摂りやすい脂肪酸ですから、摂り過ぎに注意しましょう。

(2)中鎖脂肪酸

中鎖脂肪酸は、ココナッツオイルの主成分。体内でケトン体を作りだし、エネルギーとして消費される脂肪酸です。ですから、脂肪として蓄積される心配はないといわれていますが、中鎖脂肪酸から簡単にエネルギーが作り出せると、すでに蓄積された脂肪をエネルギーとして使う機会が減ってしまいます。すでに蓄積された脂肪を落としたいと思っている方は、プラスで摂るのではなく、今使っているオイルと置き換えて使いましょう。

(3)不溶性食物繊維

腸内で数十倍に膨らみ、老廃物や毒素を排出する、腸壁を刺激してスムーズな排出をうながすなど、腸内環境美化に欠かせない働きを持つのが不溶性食物繊維です。その一方で、腸の働きの弱い人が不溶性食物繊維をたくさん摂ると、下痢や便秘などの腸トラブルを引き起こすともいわれています。玄米やオールブランなど、不溶性食物繊維の多いものを食べるとかえってお腹の調子が悪くなると感じている方は、不溶性食物繊維を控え、果物や海藻に多く含まれるサラサラねばねばとした水溶性食物繊維を摂るように心がけましょう。

美容と健康に役立つはずが逆効果にならないように、ご自身の体質にあった良質の食べものを選びたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)

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