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マカロニだけじゃない!「ショートパスタ」の種類と調理法

つやプラ / 2017年5月27日 12時0分

パスタと言えば、イタリア料理の定番。大きく分けると、ロングとショートといった種類があります。あまりに馴染みすぎていて、食べていて気付かないことが多いですが、実はいろんな形があるんです。それに、使い方もそれぞれ違いがあります。そこで今回は、料理研究家である筆者が「ショートパスタの種類と使い方」についてご紹介します。

■ショートパスタはマカロニだけではない

ショートパスタというと、頭に浮かぶのはまずマカロニかもしれません。グラタンに入っていたり、サラダにのせたりするのが一般的な使われ方です。他にもたくさん種類があり、様々な料理に使えます。また、ロングパスタにはない独特の歯ごたえが楽しめるのも、優れた点と言えます。

■ショートパスタの種類と使い方

断面がペン先のような「ペンネ」

マカロニ同様、穴が開いて筒状になっているのがペンネです。イタリア語で「ペン」の意味があります。名前から分かるように、断面が斜めになっているのが、マカロニと違うところ。表面に筋が入っている場合もあります。トマトソースをベースにしたアラビアータや、グラタンなどの料理によく用いられます。

蝶々のような形の「ファルファッレ」

リボンのような形をしているのが、ファルファッレ。「蝶々」の意味があります。茹でたあと、中心部と外側とで食感に違いが出るのが特徴。トマトソースやクリームソースとよく合います。見た目が可愛らしいので、形の分かりやすいサラダなどにも用いられます。

貝殻のような形をした「コンキリエ」

丸い貝殻のような形をしているのが、コンキリエです。サラダやスープなどに用いられます。穴の内側にソースが入り込むので、ちょっと変わった料理の楽しみ方ができます。大きさにも種類があり、大きいものは内側に具材を詰めて調理される場合もあります。

ねじのようならせん状の「フジッリ」

ねじのように、らせん状になっている形のものがフジッリ。表面積が広いので、ソースがよく絡みます。トマトソースやクリームソース、オイル系のパスタや、ドレッシングにも合うのでサラダなど、使い道は多いです。

いかがでしたか? 以上が料理でよく用いられるショートパスタですが、種類は他にもまだまだたくさんあります。変わったものを見付けて、自分なりに合う料理を探すのも良い楽しみ方かもしれません。
(料理研究家 オガワ チエコ)

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