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下半身太りを防ぐ!?ごろ寝ストレッチ

つやプラ / 2021年9月30日 10時30分

下半身太りを防ぐ!?ごろ寝ストレッチ

今回は腹式呼吸を深める前のストレッチをご紹介します。ご紹介するストレッチは、太もも前側(太腿四頭筋)を伸ばすので、腰痛の人や下半身太りが気になる人にも効果大です。

■これで完璧!健やか美人になれる簡単ストレッチ

太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)は、4つの筋肉「大腿直筋」「外側広筋」「内側広筋」「中間広筋」から構成されています。

足を動かす時に働く大腿四頭筋は、日頃から酷使されやすい場所ですが、その中でも「大腿直筋」という筋肉が、特に酷使されています。
この「大腿直筋」は、骨盤から脛骨粗面(膝下)まで覆う筋肉です。

大腿四頭筋の4つの筋肉は基本的には「膝を伸ばす」ための筋肉なのですが、大腿直筋だけはそれに加えて、股関節を曲げる動きがあります。例えば、蹴る動作やウォーキングやジョギングで前に足を振り出している時の動作をサポートします。

このように、大腿直筋が疲労や運動不足から硬くなると、骨盤が引っ張られ前傾してしまうため、運動中のパフォーマンスが低下するのはもちろん、猫背姿勢から呼吸が浅くなる、内臓が圧迫される、腰痛などがおきます。

期待出来る効果

便秘改善・解消。消化機能アップ。下半身のむくみ、冷え解消。腰痛改善、姿勢改善、自律神経が整う。

実践回数&期間

3週間ほどを目安に実践。必ずボディラインや肌に変化が現れます。

やり方

1.長座姿勢で座り、左膝を曲げ割座になります。この時、ふくらはぎと太もものお肉をかき分けるようにすると膝への負担が軽くなります。

2.割座になったつま先はまっすぐ後ろに向けるように注意しながら、両手を後ろの床につけて、大腿四頭筋をゆっくり伸ばします。

3.さらに仰向けになり、両手を頭の下に敷いて脇腹や脇の下を伸ばします。そのままゆっくり呼吸を深めながら、鼠径部や骨盤周りもほぐしてみてください。反対側も同様に動作しましょう。

このお腹を伸ばすストレッチは、消化不良にもとても効果があります。「食べ過ぎたな」と思ったら、このストレッチでお腹と体側を伸ばし横隔膜を動かす準備をしてみて下さい。普段よりも呼吸が深まり、心身ともに安らぎを感じられると思います。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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