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ひどい疲れを感じた時に◎肩コリ、緊張を和らげるヨガポーズ

つやプラ / 2017年6月4日 20時30分

皆さんは、首や肩こり、腰痛に悩まされていませんか? そんなあなたにおすすめのヨガポーズをご紹介します。ストレッチと何が違うのかと思うかもしれませんが、ヨガは深い呼吸を聞きながらじっくりポーズをキープするので、心身ともにリラックスします。疲れがひどいな、肩が重すぎると思った時に、ぜひ実践してみて下さい。

■コリの原因は「メンタル」の場合も

首、肩など繊細な部位は、誰でも普段からこりを感じやすいと思います。主な原因は、運動不足やデスクワークなど同じ姿勢のまま動作時間が長いなどがあげられます。でも、「マメにストレッチしている」という人は、もしかしたらメンタル面が影響しているかもしれません。

・いつも同じ側(右や左)だけがこる

これは苦手な人が座っている方向は、力が入りやすいと言われています。

・季節の変わり目などにこりが酷くなる

これは気温の変化が激しい時季や、生活環境が変わる時に生じやすい心の緊張が原因です。心が緊張すると身体の緊張が抜けず、筋肉が疲れ、疲労物質が溜ってしまいます。また、常に緊張状態だと交感神経が優位になり、自律神経の乱れにつながります。身体の疲れやこりが抜けず、精神的にもダウンしてしまうことも。

■簡単なハラーサナ(鋤のポーズ)

今回ご紹介するポーズは、ヨガの代表的なハラーサナ(鋤のポーズ)です。このポーズは、首のつまりをなくし、身体の裏側を伸ばし心身ともに疲れを解消するのに適しています。かなり深く首を伸ばすので、今回は両手を腰に添えた簡単で安全な方法をご紹介します。無理のないように、ゆっくり実践してみて下さい。

期待出来る効果

肩こり、首の疲れ、疲れ目、頭部の詰まり、内臓の不調、下半身の疲れ、背中の疲れ。首すじ・背中・お腹の引き締め。

実践回数&期間

3週間ほどを目安に実践。体調変化を感じられるようになります。

注意する点

・首を痛めている人は、無理のない範囲で行いましょう。
・ポーズ中は終始、決してよそ見をしないようにしましょう。
・生理期間中は実践しないようにしましょう。
・首の硬い人は、肩の下にブランケットを敷いて行うとポーズが取りやすくなります。

やり方

1.仰向けになり、手のひらを下向きにして、両手を身体の横に置きます。

2.息を吸いながらお尻を持ち上げ、両手を曲げて腰に当てます。この時、両肘は床を歩かせるように肩甲骨の幅に引き寄せ、肩に体重を乗せ、首に負担をかけないようにします。

3.息を吸いながら、両手で上体を持ち上げ、息を吐きながらつま先を頭の先の床に伸ばしましょう。両手を腰に置いて、そのまま鼻の頭を見つめ10呼吸ほど繰り返しましょう。

4.息を吐きながら、ゆっくり背骨を床につけます。そのままかかとが遠くの床に戻るように、ゆっくり足を床に戻します。(この時、腰が痛い人は膝を曲げて無理のない範囲で行いましょう)

5.足が床に戻ったら、首を左右に揺すったりしながら身体の力を緩め深い呼吸を繰り返しましょう。

いかがですか? 寝る前などの習慣にするのもおすすめです。是非、ゆっくり呼吸に耳を傾け、身体と対話する時間を普段の生活にも取り入れてみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)

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