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汚れたパフで肌トラブルに!?美容家が教えるツールの洗い方

つやプラ / 2017年6月21日 20時30分

肌トラブルで悩んでいる人のメイクポーチを見ると、メイクスポンジが汚れていたり、ポーチの中が乱雑な傾向が多々あります。

意外と忘れがちなメイク道具のケアを、この機会に見直してみませんか? 美容家の筆者が、メイクスポンジやブラシのお手入れ方法をお伝えします。

■汚れたメイク道具は雑菌のすみか

化粧品の成分や皮脂で汚れたスポンジやブラシは雑菌だらけになり、そのままメイクをすると肌に雑菌がつくことになります。考えるだけでも恐ろしいですよね。
梅雨のジメジメとしたシーズンは、雑菌の繁殖も恐ろしいほど。でも、スポンジやブラシってどうお手入れするの? 今さら人に聞きにくいという方もいるはず。

ファンデーションやアイシャドウが固まる!?

汚れたスポンジやチップには皮脂や下地クリームなどの油分が多くついています。その状態でパウダーファンデーションやアイシャドウを使い続けると「ケーキング」といって、ファンデーションなどの表面が固まってしまう現象が起きてしまいます。これではきれいにつくはずがありません。
表面が固まったときは、カッターや綿棒などで表面を軽く削って使用しましょう。

■スポンジ・メイクパフは1週間に一回お手入れを

表面が汚れたら洗い時。特に肌がデリケートな方はマメに交換をしてください。
お手入れにはメイク道具の専用クリーナー、または中性洗剤を薄めたものを使用します。専用クリーナーには洗浄・除菌・柔軟効果もあるため、メイク小道具を長持ちさせたい場合はおすすめです。

リキッドや油分の強いファンデーションを使用したスポンジは、スポンジが乾いている状態でスポンジクリーナーを使用すると汚れが落ちやすくきれいに洗えます。

スポンジ・メイクパフのお手入れ法

指のはらで汚れをもみ出すように洗い、洗剤が残らないようによくすすぎ、水気をきります。

ティッシュまたはタオルの上に並べて陰干しして、乾いたら使用します。

ブラシのお手入れ法

ブラシは使うたびに粉をはらい、ティッシュで軽く拭き取る程度でOKです。毎日洗う必要はありませんが、臭いや汚れが気になったら洗いましょう。

ボウルにぬるま湯をはり、毛先を十分に濡らします。金具と持ち手の部分は接着が取れやすくなる場合もあるので、できるだけ濡らさないほうが良いです。

ぬるま湯を取り換え、専用クリーナー又は無香料の石けんなどで石けん水を作ります。
石けん水の中でブラシの根元から親指のはらで汚れを押し出すように洗います。

ボウルのお湯を取り換えながら、汚れた水や石けんが出なくなるまで丁寧にすすぎます。

ティッシュやタオルで水気を良く切り、毛先を整えてタオルの上に並べるか、立てて陰干しで乾かします。

スポンジ・ブラシに共通した注意ポイントは「陰干し」です。早く使いたいからと直射日光やドライヤーなどで乾かすと、スポンジが硬くなったり、劣化を早める原因となります。

美肌の秘訣は「人に見えないところほどきれいに」。きれいなメイク道具を使って、大切な自分のお肌に毎日向き合ってあげてくださいね。
(美容家/コスメコンシェルジュ・市川 愛子)

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