“気象病”に振り回されない!自律神経を整える習慣3つ
つやプラ / 2017年7月30日 20時30分
晴れの日は、スッキリとやる気が自然に出ても、天気が悪い日や天気が悪くなる前に、なんだか身体がだるくなったり、頭痛やめまいなど体調不良を訴える人はいませんか?
もしかしたらその症状は、今話題の気象病かもしれません。気象病は体調不良だけではなく、肌荒れなどの美容面にも関係があるので女性は特に注意が必要です。そこで今回は、天候で体調が左右されないための生活習慣のコツをご紹介します。
■気象病って?
温度、湿度、気圧などの気象の変化が原因で、現れる症状を気象病といいます。気圧の変化に人間の身体はストレスを感じ、美容や健康のカギを握る自律神経のバランスが崩れ、肌の新陳代謝も遅くなり、くすみやシミ、肌荒れなどにも影響が出てきます。自律神経は、活動中や緊張しているときに働く交感神経と、休息しているときやリラックスしているときに働く副交感神経がシーソーのようにバランスを保っています。この自律神経を整えることが気象病に負けないポイントです。
■どんな症状があるの?
・ズキズキと痛む偏頭痛
・腹痛や胃腸トラブル
・眠気が起きる
・やる気が出ない
・手足が冷える
・吐き気が起きる
・めまいやふらつきが起きる
■自律神経を整える生活習慣のコツ
1)よく噛む
食事のときによく噛んで唾液を出すと、消化と吸収がスムーズになり、胃への負担が軽減され、副交感神経が優位になります。飲み込む前に、あと5回噛むことを習慣にするだけで、副交感神経が優位になるだけではなく、口周りの筋肉が鍛えられ、フェイスラインが引き締まるといううれしい効果も期待できます。
2)睡眠
質の良い睡眠がとれず、疲れがたまると、自律神経の働きも低下し、天候の変化を受けやすくなります。ポイントは、起きる時間を毎日一定にすること。そして、朝に太陽の光を浴びることです。太陽の光を浴びることで体内時計が整い、1日スッキリと過ごせます。
3)軽い運動
寝る前の軽めのストレッチは、副交感神経が優位になり、入眠がスムーズになります。身体が温まったバスタイムの後に、好きな音楽を聴きながら行うのもいいですね。
自律神経を整えて、ストレスに負けない生活習慣を送ることが気象病に負けないコツです。よく噛み、質の良い睡眠がとれ、軽めの運動を習慣化すると、自律神経も整い、気象病に負けない身体を手に入れることができます!
(健康マスター エキスパート KUMI)
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