年越しそばで来年の美肌祈願!「蕎麦湯+スダチ」は飲む美容液
つやプラ / 2014年12月22日 15時0分
大みそかの恒例行事と言えば「年越しそば」ですよね。蕎麦にはルチンというポリフェノールが含まれ、血液の循環をスムーズにする効果が。小麦粉と違って胚芽や甘皮部分も一緒に粉にするため、タンパク質やビタミン、食物繊維などの栄養素も豊富なのですが、茹でることで溶け出てしまう成分も……。蕎麦湯は、蕎麦の栄養が溶け出た「飲む美容液」なんですよ!
■蕎麦のビューティー要素3つ
(1)タンパク質なのに腸内環境美化
蕎麦は、アミノ酸スコアが高くタンパク質の豊富な食べ物。タンパク質は、筋肉やお肌の土台となるコラーゲンの元となる大切な成分ですが、蕎麦に含まれるタンパク質は、腸内環境を美化する作用が! 広島大学の加藤教授によれば、蕎麦に含まれるタンパク質は、消化されにくく腸内で食物繊維と同様の働きをするそう。血液中のコレステロールを低下させ血液をサラサラに保つ効果もあるそうですから、血流改善にも役立ちそう!
(2)お肌を守るビタミン・ミネラルが豊富
蕎麦はビタミンやミネラルも豊富。スムーズなターンオーバーに欠かせない、新しい細胞が生まれる際に必要な「葉酸」が小麦粉の約6倍、体内の酵素の働きを助けて代謝を助けるマグネシウムが約9倍、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンB2が約3倍と、美肌作りに役立つ栄養の宝庫なのです。
(3)毛細血管を強くして栄養を届ける
蕎麦に含まれるポリフェノール「ルチン」は、毛細血管を丈夫にして血液の流れをスムーズにする働きがあるそう。毛細血管まで血液がスムーズに流れれば手足の冷え改善になるだけでなく、お肌の細胞にも酸素と栄養が届きコラーゲンやヒアルロン酸の生みの親「線維芽細胞」も元気に!
■蕎麦湯は飲む美容液!?
ルチンやビタミンB群は、水溶性のため蕎麦を茹でる際に流出てしまいます。ゆで時間の短い生蕎麦であっても蕎麦の表面についている打ち粉(そば粉)は、お湯に流れてしまいますし、ゆで時間の長い乾麺では、ルチンやビタミン・ミネラルの3割程度が流れ出てしまうと言われています。蕎麦湯は、ビューティー成分たっぷりの飲む美容液なのです。
■これで完璧!蕎麦の栄養を逃さないレシピ
蕎麦湯はそのまま飲むのも良いですが、蕎麦の汁に使えば無理なく摂ることができます。蕎麦湯100ccに醤油・みりん各大さじ1を加え蕎麦の汁にすれば、トロリとした食感の優しい味に。温かくして、冷たいお蕎麦につけて食べるのも美味しいですよ。また、ルチンはビタミンCと一緒に働くため、スダチやユズを絞って入れれば完璧! 蕎麦のビューティー成分を余さずいただけます。
今まで蕎麦湯を捨てていた方、今年の年越しそばは蕎麦湯も飲んで、来年の美肌を祈願しましょう!
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
医者が飲む簡単「やせみそ汁」を大公開 - ダイエットのカギは"肝臓"にあった!?
マイナビニュース / 2024年11月22日 10時30分
-
「アロニア」にはブルーベリーの3倍のポリフェノールが! 朝昼に摂りたい【時間栄養学的「気になる食品」】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月18日 9時26分
-
管理栄養士の「3つの“食ルール”」で10歳若返り! 髪・肌・体形の老化を抑制
週刊女性PRIME / 2024年11月10日 7時0分
-
乾燥肌を防ぐために今摂りたい栄養は? 秋の美肌を保つ食事
ウェザーニュース / 2024年11月5日 5時10分
-
腸疲労を招いてしまう意外な飲み物3つ
つやプラ / 2024年11月4日 12時0分
ランキング
-
1ファミマの「発熱・保温インナー」はヒートテックより優秀? コンビニマニアが比較してみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月21日 19時55分
-
2【冬の乾燥対策に】ドラッグストアで手軽に買える! ハンドクリーム5選
マイナビニュース / 2024年11月21日 17時0分
-
3とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
4今さら聞けない50・60代からの「新NISA」のキホン 投資で効率よくお金を増やすための心強い制度
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時10分
-
5冬は血管がドロドロになりやすい…「絶対に放置してはいけない脳卒中」リスクが急増する"危険な場所"
プレジデントオンライン / 2024年11月21日 18時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください