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1枚で旬に!話題の「袖コンシャス」の着こなしポイント3つ

つやプラ / 2017年10月27日 19時30分

最近よく聞く「袖コンシャス」。不思議な言葉ですが、ご存じですか? コンシャスは意識をするという意味ですよね。現在のトレンドとして袖にボリュームがある、デザイン性が高い服のことを「袖コンシャス」といういい方をしているんです。

そんな袖コンシャスな服の着こなし方をご紹介します。

■トレンドは繰り返す!「袖コンシャス」の歴史

古くはマリー・アントワネットのいた近世の時代から、袖に特徴があるドレスはたびたび人気になっています。とくに19世紀には、レッグオブマトンスリーブ(ジゴ袖ともいいます)という、その名のとおり羊の脚のような、大きく膨らんだ袖が大流行。コルセットでウエストを締め、裾広がりのスカートを合わせた「アワーグラス(砂時計)」というシルエットが好まれました。

その後のアール・ヌーヴォーの時代になると、袖にデザインのあるものでは、スッキリとしたIラインのシルエットが採用されています。多くのデザイナーが古いファッションを参考にするので、トレンドは繰り返されるのです。

■ボリューミーな袖のときにはウエストまわりはスッキリ

昔から袖コンシャスが流行るときは、ウエストまわりは絞ったスタイルが鉄板。ブラウスはインして、ハイウエストのボトムスに合わせるのが定番です。

また、裾広がりのスカートやパンツを合わせると、クラシックなスタイルの出来上がり。コルセットや帯のようなワイドなサッシュベルトを合わせるのも今っぽいコーディネートです。

■タイトなIラインもバランスよし

アール・ヌーヴォー時代からの定番、Iラインのシルエットに袖コンシャスな服の組み合わせは、袖をボリューミーにすることで全体的に逆三角形のシルエットになり、下半身を細く見せる効果があります。

流行のキャミソールワンピやタイトスカート、スキニーパンツなどと合わせるとバランスがよくなります。

■長袖のときは首元にポイントを

袖コンシャスな服は、ハンパ丈の方がバランスがとりやすいのですが、寒くなってきているので長袖も多く出てきています。そうすると、どうしても全体のバランスが下にさがりがち。

そのときは、衿付きやVネックなどのあきに特徴があるものを選んだり、ネックレスやチョーカーなどをしてバランスをとりましょう。帽子をかぶるのもおしゃれ度があがって◎。

デザイン性の高い服は着こなしの難しいところがありますが、基本的なシルエットやバランスを押さえていればうまくまとまります。1枚でトレンド感が出る袖コンシャス。ぜひ挑戦してみてください。

(白いシャツの店レタル/パタンナー・デザイナー ヒグチトモミ
様々な白いシャツを展開するWEBショップ「白いシャツの店レタル」の店主。何社かのアパレルでデザイナー、パタンナーを経験し独立。繊維製品品質管理士取得者。不定期に「レタル食堂」も開催している。)

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