加熱で吸収率アップ!美容食材「トマト」の効果的な食べ方
つやプラ / 2019年2月14日 12時0分
「トマト」というと、夏のイメージが強い食材ですね。ですが近年、「トマト鍋」や「チョッピーノスープ」など、寒い時期にもトマトを食べる機会が増えてきました。
トマトは、代謝を促進してくれる食べ物です。
管理栄養士の筆者が、トマトと美容の関係と、効果的な食べ方をご紹介します。
■トマトは、美容に役立つ食べ物そのもの
トマトに含まれる代表的な栄養素「リコピン」は強い抗酸化作用を持ち、その作用は「β-カロテン」の2倍、「ビタミンE」の100倍あるといわれています。
この強い抗酸化作用により、リコピンは、血流を良くするのに役立ちます。
血液中のコレステロールが活性酸素により酸化されると、血液がドロドロになり血流が悪くなります。その結果、老化などの症状が現れます。リコピンにはこの酸化を抑える働きがあるのです。
便秘改善にもおすすめ
トマトに含まれる「ペクチン」という食物繊維には便秘解消効果があるので、「排便が滞っている」という方におすすめの食材といえるでしょう。
トマトに含まれるうま味成分「グルタミン酸」というアミノ酸は、緑色の時に比べて、追熟して真っ赤になると5倍以上にまで増えます。トマトを購入する際は赤身のあるものを選ぶと良いでしょう。
■トマトの効果的な食べ方
トマトは、生のものよりも火を通したりオイルと一緒に食べると吸収率が良くなります。
また、スープで食べることも効果的です。ビタミンCは熱に弱いのですが、リコピンは熱に強いので、スープや焼きトマトにしても効果的に摂取できます。
画像は、コストコで購入したトマトとシーフードをふんだんに使った「チョッピーノスープ」です。どんな時期にも食べられる手軽な一品です。
いかがでしたか? 血流が良くなると代謝が上がり、体内の糖質・脂質がエネルギーに変換されやすくなります。冬も加熱したトマトをたっぷり摂れば、痩せやすい身体づくりやアンチエイジングに、ひと役買ってくれるでしょう。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな
「すべての女性は美しい」をモットーに「食べる」ことを通して自分らしく育児も自分磨きも楽しむメソッドを提案。)
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