「アニメだけが友達だった」西川貴教がゲスト出演した「アニメミライ」記者発表会レポート

リッスンジャパン / 2012年1月19日 16時0分

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「アニメミライ」記者発表会に出席した西川貴教(ListenJapan)

アニメ制作環境の問題解決に正面から取り組み、我が国のアニメの振興を図ることを目的として、昨年度から新たに始まった文化庁のプロジェクト「アニメミライ」の記者発表会が、1月18日にニッポン放送・imagineスタジオで行われました。

同プロジェクトと連携してニコニコチャンネル「アニメミライチャンネル」(ch.nicovideo.jp/channel/animemirai)も開設しているニコニコ動画で生中継された記者発表には、広報大使に就任した西川貴教(T.M.Revolution)もゲスト出演。以前からアニメ好きを公言している彼の、アニメへの熱い思いも語られた発表会の公式レポートをお届けします!


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■文化庁事業「アニメミライ」記者発表会公式レポート


T.M.Revolution 西川貴教が広報大使に就任した「アニメミライ」の記者発表会が1月18日、ニッポン放送・imagineスタジオで行われた。

「アニメミライ」とは、昨年度からアニメ制作会社や放送局がタッグを組んで実施されている文化庁委託事業・若手アニメーター育成プロジェクトのことで、実際に作品を制作することでアニメーション業界を活性化していこうというもの。西川も広報大使として記者発表に出席、同日の様子はニコニコ動画で生放送された。

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文化庁芸術文化課芸術文化調査官・佐伯知紀の挨拶に続き、一般社団法人日本アニメーター・演出協会代表理事でありアニメ監督としても活躍しているヤマサキオサムは「かつては1年間のテレビシリーズを終えると若手アニメーターが育っていたが、デジタル化がすすみ、ネット上のデータのやりとりが増えて自宅で作業ができるようになったため、若手がベテランの知識や技術を学ぶチャンスがなくなっている」とアニメーターの技術の伝承の必要性を訴えた。

アニメミライ広報大使の西川は、「両親が共働きだったので、小さな頃はたったひとつの友達がアニメ。道徳的な観念をアニメから教わった」とアニメ好きになったきっかけを語り、現在のアニメ業界が置かれる現状を「海外と日本のアニメに対する温度差を感じる。さらにアニメのタイトル数が増えるにつれてアジア圏で量産するようになり、日本の誇るべき技術が海外に流出。“日本が誇るアニメーション”と言いつつも、日本が技術力で世界を凌駕していこうという意志がどんどん薄れていっている。これをいかに食い止めていくのかを真剣に考えていかなければならない」と語った。
また、アニメミライプロジェクト作品を見て「こういう新しい面をしっかりと生かせる現場作りをしていきたい」「もっとガツンとした作品も見てみたい」と、今後の期待ものぞかせた。

さらにアメリカのIT企業都市シリコンバレーを例にあげ「(自分は)滋賀県の観光大使もさせていただいているので、滋賀県にアニメなどの誘致ができないか」と提案、アニメを通じて日本を元気にしたいとアピールした。

今年度の4作品(株式会社アンサー・スタジオ「ぷかぷかジュジュ」、株式会社白組「しらんぷり」、株式会社テレコム・アニメーションフィルム「BUTA」、Production I.G「わすれなぐも」)は3月24日より劇場公開されるほか、毎日放送、アニマックスなどでテレビ放送、ニコニコ動画にてネット配信、パッケージ販売も予定されている。

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