AKB48初期メンバー・峯岸みなみの魅力は、多くの人を支える”実直さ”

リッスンジャパン / 2012年5月10日 18時0分

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2012年4月9日「ひかりTV」事業説明会(Listen Japan)

AKB48から派生したユニットは、それぞれ個性的で楽しみがいがある。所属事務所もユニットごと異なるケースが多いので、より独自性が発揮されるのだろう。中でも個人的に甲乙つけがたいのがノースリーブスとフレンチ・キス。もちろん両方ともAKB48のメンバーとしてもそれぞれ魅力的なメンバーが集まっているが、これがユニットになるとまた、そのユニット特有のバランスで新たな魅力を放つ。

今回はノースリーブスの一員、峯岸みなみをクローズアップ。ノースリーブスの3人(峯岸、高橋みなみ、小嶋陽菜)は全員がAKB48初期から在籍するメンバーだが、私は峯岸には思い出(と言うとおおげさだが)があり、その思い出によって強く印象づけられた。

2009年の年の瀬、ある場所で峯岸とあいさつする機会があった。ちょうどその少し前、ノースリーブスの新曲イベントで峯岸がAKB48初のバック転に挑戦。体操選手でタレントの池谷幸雄の補助付きではあったが、みごとバック転を成功させ、号泣する姿が印象に残った。

峯岸はわずか2週間前から猛練習を積んでこの日に臨んだのだったが、バック転は難易度が高く危険な技。コーチした池谷が、補助なしではゴーサインを出さなかったそうだ。その記憶がまだ新しかったこともあって、私は峯岸に「バック転、大成功だったね」と声をかけた。すると、それまで絶えずにこやかだった峯岸の表情がほんの一瞬だけど暗く落ちて、「ぜんぜん成功じゃなかったんですよ…」と返事がかえってきた。

AKB48 - アーティスト情報

私は、うかつに大成功だったなどと言ってしまった自分が恥ずかしくなった。そして、そのリアクションひとつで、峯岸という子はとても実直な子なんだなということを悟った。イベントの企画に、まさに真剣勝負で取り組み、そしてその結果、補助なしでのバック転をすることができなかった…その悔しさを、ちゃんと心の中に残しているのだ。

人は悔しい思い出をできるだけ忘れ去ろうとしたり、無視しようとする。それは自然なことだし、それでいいとも思う。だけど、悔しさを真摯に受けとめて、それをバネに次のステップアップへつなげていける人は、なお幸いだ。峯岸みなみは、そんな子だと思う。

素人同然だった女の子たちが、ファンの応援に支えられて夢に向かっていく。その過程にAKB48の魅力があるならば、峯岸みなみこそ その真っ只中にあるメンバーではないか。

同じノースリーブスのメンバーで、AKB48のキャプテン的存在である高橋みなみは、昨年春に峯岸が高校を卒業した日に行われたイベントで、「みぃちゃん(峯岸)は子どもの部分と大人の部分があって、その大人の部分にたくさん支えられた」と涙を流しながらコメントした。あのたかみなをして”たくさん支えられた”という面を持つ峯岸。

バック転は、コーチに支えられての補助付きだったかもしれない。でも、峯岸みなみの実直さは、実はたくさんの人々を支えているように思う。

今年の11月で20歳を迎える峯岸。先月のイベントでは「料理を覚えて女子力をアップさせたい」と話していたが、女子力とともにタレント力のアップにも期待だ。

文・志和浩司
写真提供:芸能!裏チャンネル
(ura-channel.jp/)

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