平均14.7歳、注目の6人組グループ「夢みるアドレセンス」の稽古場に潜入

リッスンジャパン / 2012年9月15日 13時0分

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上段(高校生)左から志田友美、山田朱莉、荻野可鈴(リーダー)下段(中学生)左から岡美咲、小林玲、京佳(Listen Japan)

モデルから女優に成長していくその途中の、まだ何者でもない思春期の少女たち。「夢みるアドレセンス」の第3回公演が10月14日に行われる。6人のメンバーのうち高校生の荻野可鈴(おぎの・かりん=16)は山梨、志田友美(しだ・ゆうみ=15)は岩手、山田朱莉(やまだ・あかり=16)は大阪在住。チーム中学生の岡美咲(おか・みさき=15)、小林玲(こばやし・れい=14)、京佳(きょうか=12)はそれぞれ埼玉で、公演に合わせて集まり、練習する。練習の期間は毎日一緒に過ごす。9月に行われ好評を博した第2回公演の本番2日前、そんな彼女たちの稽古場へおじゃました。

平均14.7歳。年齢的にもルックス的にもアイドルというジャンルのド真ん中だが、彼女たちからはアイドルの枠を超えたものを感じる。雨後の筍のごとく増殖を続けるアイドルグループだが、”やらされている感”が漂うグループも少なくない。夢みるアドレセンスも伊藤公法Pによってプロデュースされているグループだが、なぜか”やらされている感”が希薄。プロデュース側もファンとともに、「まだ何者でもない思春期の少女たち」を見守りながら、一歩一歩を大切に進んでいる。楽しくて、温かくて、新鮮だ。

フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーの作品に「トリュフォーの思春期」という作品がある。スクリーンの中で子供たちは、ドキュメンタリーを見ているように自然。トリュフォーは大人から押し付けられた子供像を演じさせるのではなく、ありのままに作品の中に子供たちを遊ばせた。稽古場で彼女たちと会ったとき、思春期の少女そのものの様子を見て、とっさに「トリュフォーの思春期」が思い浮かんだ。
彼女たちのうち5人は、ファッション誌「ピチレモン」のモデル経験者。リーダー荻野は4年ピチモを務め、今はOG。山田は3年、志田は4年、小林は2年、岡は2年。この経験は大きなアドバンテージだ。彼女たちは自分を表に出すことに長け、プロポーションも自己管理できている。ぜい肉のついたアイドルとスポーツ選手はかんべんだが、彼女たちは”絵的”にも学園コミックから現実世界に飛び出てきたような説得力がある。

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以前はタンバリンマニアとしてコメディーをやっていた彼女たちに、夢アドになった感想を聞いた。荻野は「コメディーでは大げさな芝居もありましたが、夢アドは普通の生活の中での劇だから伝えることもたくさんあり、最初は大変でした!」と苦心をも楽しんでいる様子。映画が好きで「タイタニック」がお気に入りの岡は、「演技がもっと楽しくなった」とニッコリ。
小林は「みんなで普段しゃべっている感じでやらなくてはいけない、でも素になってはいけないから難しい」と、日常の自分たちにどれだけ近づけるか模索中。京佳は初公演での演技を反省したそうで、「人間観察が好きになった。電車の中で会話している人を見ると、しゃべっていない人が何をしているのかなと思って」と普段から役作りを意識。志田は「夢アドでは涙があったり、感動する演技が求められ、本当の演劇を学べています」と目を輝かせる。山田は「コメディーではキャラクターが自分そのものだったので、自分の性格をそのまま使っていたんですけど、夢アドでは(実際には学年は違うが、役柄上)学年がみんな一緒だし大変」。

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