ジャズ・ピアニストに転身、大江千里が夭折の天才ジャズ・マンを描いた映画『情熱のピアニズム』を語る

リッスンジャパン / 2012年10月15日 19時0分

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ジャズ・ピアニストに転身した大江千里が映画『情熱のピアニズム』の魅力を語った(Listen Japan)

ジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの短い生涯を描いた映画『情熱のピアニズム』の公開を記念し、10月12日代官山 蔦屋書店で、ジャズ・ピアニストとして活躍中の大江千里と、『女子ジャズ』シリーズなどの著書で知られるライターの島田奈央子のトークショウが開催された。

「15歳でジャケ買いしたのが最初のジャズ体験。女性ヴォーカル、クリス・コナーのスキャットに魅了された」と早熟な音楽体験を披露した大江だが、シンガーソングライターとして80年代から活躍していた時から「いつかはジャズに戻りたい」と思っていたという。
トークショウでは、2008年にそれまでの音楽活動に一区切りをつけ新たにジャズピアニストを目指しニューヨークに渡たり、47歳での新たな挑戦。渡米直後の英語でのコミュニケーションや、全く違うジャンルへ挑戦し始め「大江流」ジャズを模索していた頃の苦労などを語った。

大江千里 - アーティスト情報

映画の主役ミシェル・ペトルチアーニに関しては「18歳でジャズトリオを結成し、この世を去る36歳まで、18年間のミュージシャンとして真剣に生きていた人。ニューヨークで会った、無償で音楽に向き合っている人たちと同じ顔をしている。彼は典型的な“ジャズ顔”なんですよ」と自身の経験に基づいたユニークな表現で説明し「エネルギーに満ちあふれていて、彼がこの世を去る最後までの濃厚な時間を追いかけていて一秒一秒が見逃せない映画です」と絶賛。

島田も大江とペトルチアーニに共通点というテーマに「二人の音楽の芯には、誰でも口ずさめるポップなフレーズや思わず口ずさんじゃうような楽しさがある。ジャズが取っ付きにくいと思っている女性でも親しみやすい音楽なんです」とコメント。

映画の見所についての質問に大江は「彼は3度結婚してるんですけど、多くの人々の賞賛に反して、映画での女性たちの証言は決して良い所だけを語っていない。そこを聞き逃さないように。彼の人生の濃い部分が凝縮されて、この映画を何度もみたくなります。」と太鼓判を押した。

映画『情熱のピアニズム』は、重度の障害で成人しても1メートル足らずの身長という骨形成不全を抱えた天才ピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの36年の生涯を、彼を知る錚々たる音楽関係者や家族近親者らの証言などを交え追いかけたドキュメンタリー作品で、『イル・ポスティーノ』『ヴェニスの商人』などの作品で知られるマイケル・ラドフォード監督が制作している。

映画『情熱のピアニズム』は10月13日よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開される。


『情熱のピアニズム』
10月13日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
配給:キノフィルムズ
(c)Les Films d'Ici-Arte France Cinema-LOOKS Filmproduktionen GmbH?Partner Media Investment?Eden Joy Music-2011

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