ローリング・ストーンズ結成50周年記念公演がスタート

リッスンジャパン / 2012年11月27日 12時0分

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ローリング・ストーンズ結成50周年記念公演がスタート Getty Images(Listen Japan)

世界中が注目するローリング・ストーンズの結成50周年記念公演「50 & Counting」が11月25日、バンドのホームタウンであるイギリスはロンドンのO2アリーナでキックオフとなった。ストーンズは「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ブラウン・シュガー」「ミス・ユー」「スタート・ミー・アップ」といったヒット曲や代表曲を2時間半にわたって次々と披露。その内容は結成50周年を迎えることができたバンドからファンに対するお礼ともいうべきもので、言うまでもなく、場内を埋め尽くした2万人のオーディエンスを熱狂させるに十分なセットリストであった。

しかし、ファンへのお礼は選曲だけでなかった。「ギミー・シェルター」ではメアリー・J.ブライジ、「アイム・ゴーイン・ダウン」ではジェフ・ベックが登場。すなわち、スペシャル・ゲストをストーンズは用意したというわけで、さらに、「イッツ・オンリー・ロックンロール」と「ホンキー・トンク・ウィメン」ではビル・ワイマン、「ミッドナイト・ランブラー」ではミック・テイラーが登場したのである。以上はすべて事前にアナウンスされていたことではあるのだが、ビルとミックというストーンズの元メンバーの参加はファンに対するビッグ・プレゼントとなった。また、アンコールの1曲目では、男女あわせて24名の合唱隊による美しい声とともに名曲「無情の世界」を披露するスペシャル企画も用意されていた。

The Rolling Stones - アーティスト情報

このように、通常のツアーにはない娯楽性がいくつも盛り込まれた今回の公演は、ストーンズが大きな節目を迎えたからこその内容であったわけだが、なによりもスペシャルだったのはストーンズそのものだったのではないだろうか。つねに踊り、あるいは動き回りながら、まったく息切れせずに最後まで歌ったミック・ジャガーの体力にはあらためて驚かされた。この人、現在69歳なのである。しかも、喉の調子も万全だったのだから見事だとしか言いようがない。バンドの演奏も文句なしで、あくまでも丁寧さをプライオリティにしたそれは、ストーンズ自身が自分たちの歴史の重さを知っているからこそのものだったように感じられた。とくにキース・リチャーズ。ときどき笑顔を見せたものの、ほとんどがシリアスで、その表情は結成50周年記念公演に対するストーンズの姿勢を象徴したものだったのかもしれない。

ストーンズの「50 & Counting」は11月29日に再びO2アリーナ、そしてアメリカへと舞台を移し、12月8日(土)にニューヨークのバークレイズ・センター、12月13日(木)・15日(土)にニューアークのプルデンシャル・センターで、計5公演が行われる。そしてそのファイナルは日本時間12月16日(日)午前11時からWOWOWにて「生中継!ザ・ローリング・ストーンズ50周年記念ライブ ONE MORE SHOT」と題し、日本独占生放送されることが決定済み。また、これに先がけ、12月1日(土)午後3時30分から同じくWOWOWにて「ザ・ローリング・ストーンズ スペシャル ONE MORE SHOT」を無料放送されることも決定している。  (文・島田諭)

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