ナンパ師来日阻止にイ・スンチョル入国拒否...日本は鎖国でもする気なのか!?

リテラ / 2014年11月28日 21時0分

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 アメリカ人ナンパ師、ジュリアン・ブランク。世界各国で高額のナンパセミナーを開き、荒稼ぎしている男。1回のセミナーが30万円近くもする時点で、詐欺師が風を切って歩いているとしか思えないのだが、彼が11月中旬に日本で初めてのセミナーを開くことが分かり、一気に注目が高まった。署名サイト「Change.org」で彼の入国を阻止するための署名活動が行われ、5万人を越える賛同者が集まったという。

 女性蔑視に加えてアジア人蔑視の激しいジュリアンは、「日本人女性にはピカチュウなどと言って近づけば自分のものにできる」「白人の男であれば、どんな日本人女性ともすぐにヤレる。首を掴んで自分の股間に当てても日本人女性は笑うだけなんだ!」との放言を吐くトンデモ野郎。CNNのインタビューに「人を傷つけるようなことや恥をかかせるようなことについて、考え直しているところ」と答えたように、形だけの反省をしては各国でナンパセミナーを開きまくっている。結局、日本には入国していないようだが、オーストラリアを国外退去になるなど、ワールドワイドで顰蹙を買っている。

 今回、5万人以上も集まった署名は、日本入国管理局に向けて出されている。日本入国管理局は、この署名およびジュリアンの入国の有無について具体的に言及していないが、都合の悪い人間がやってきたと感じたら入管に訴えてみよう、とする安直な働きかけには違和感がある。犯罪歴があったり、偽造パスポートで来日してディズニーランドに行きたがった金正男のような明らかな事例は直ちに追い返すべきだが、そもそも入管とは「入れないでくれ」という嘆願をぶつけるところではないし、入管が発言や思想によっていちいち入国拒否をしていたら、それは民主主義国家とはいえないだろう。

 だが、最近の入管はそうでもないらしい。9日に羽田空港に降り立った韓国人歌手のイ・スンチョルは、入国を拒否され自国にUターンした。彼は、今年8月に脱北者青年合唱団と共に竹島で公演を行い、南北統一を祈る「その日に」を歌っている。日本側の入国拒否の判断に対し、隣国バッシングに勤しむ人たちから「そんな奴を追い返すのは当然」と喝采が巻き起こった。

 入国拒否から3日後の12日、菅義偉内閣官房長官は記者会見で「入国できなかった理由は、入管法上の上陸拒否事由に該当していたことであって、竹島で歌を歌って発表したとか、そういうこととは関係ない」と発言したものの、これは国際社会で批判にさらされないための建前だろう。イ・スンチョル側は「急に別室に連れて行かれた。理由を聞いたら『最近メディアに出ていた件で』と言われた」と竹島上陸が入国拒否の理由となったことをほのめかしている。また、彼はこの際、4時間にわたって足止めされていたというが、おそらくその間に法務省、官邸まで話が上がり、入国拒否という判断が下された可能性は非常に高い。

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