ろくでなし子また不当逮捕!今度は警察の横暴を暴露したマンガへの報復?

リテラ / 2014年12月4日 12時0分

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 これを表現の自由、そして女性への弾圧と言わずして何と言おう。もちろん、昨日、「わいせつ物公然陳列」の疑いで逮捕されたアーティスト・ろくでなし子氏と作家・北原みのり氏の件だ。

 ろくでなし子氏が逮捕されるのは、7月につづきこれで2度目。今回は、ろくでなし子氏の作品を、北原氏がオーナーを務めるアダルトショップ「ラブ・ピースクラブ」で扱っていたことから2人が逮捕されたが、「わいせつ物公然陳列」であれば、ふつうなら在宅起訴で済まされるもの。それをいきなり逮捕するという警察の処置は、暴挙以外の何物でもない。

 しかし、じつは今回の逮捕の裏には、ろくでなし子氏が釈放後に書いたマンガに原因があるのではないかという声が挙がっている。

 そのマンガとは、「週刊金曜日」(金曜日)で連載されていた、『ワイセツって何ですか?〜「自称芸術家」と呼ばれた私〜』だ。これは7月に逮捕された際に受けた取り調べの様子などを綴ったエッセイマンガなのだが、昨日、ろくでなし子氏の再逮捕を受けて「週刊金曜日」編集部は抗議声明文を発表。そこでは〈今回の再逮捕のきっかけの一つとして、『週刊金曜日』における、ろくでなし子さんの連載漫画が考えられます〉と明かし、〈警察や司法当局が自らの不都合な事実を隠ぺいするために、または報復的に、ろくでなし子さんの逮捕に及んだとすれば、これは自由な表現活動に対する重大な侵害と暴力行使でしかありません〉と抗議を行っている。

 一体、マンガではどんなことが書かれていたのか。ここに紹介しよう。

 まず、前回のろくでなし子氏の逮捕容疑は、「わいせつ電磁的記録媒体頒布罪」の疑いだった。これは、ろくでなし子氏がクラウドファンディングで「わたしの「まん中」を3Dスキャンして、世界初の夢のマンボートを作る計画に支援を!」というプロジェクトを行い、その際に3000円以上の出資をしてくれた人たちに「新たな作品を創ってほしいという願いを込めて」、3DスキャンしたまんこデータをダウンロードできるURL(7日間限定)をリターン(お礼)として贈ったことが逮捕の理由だった。

 しかし、名前も明かして堂々と活動しているろくでなし子氏に逃亡のおそれなどはないにもかかわらず、刑事11名が突然自宅に押しかけて「警察だけど今からガサ入れするから!!」と宣言。まんこ作品を次々と押収していったという。

 といっても、さすがはポップアートとしてまんこを扱うアーティストらしく、このマンガでも刑事とのやりとりはウィットに富んでいる。たとえば、刑事が"まんこ"と口にできず、「これは五十嵐さん(私の本名)の......アソコですか?」と口ごもるのを尻目に、ろくでなし子氏はまんこを連発。すると、刑事たちもいつのまにか「こっちにもまんこありました」「3Dまんこ発見!」などと話すようになったそう。──こうした描写も、警察にとっては許しがたかったのだろうか。

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