北原みのり逮捕の原因は安倍批判? 不可解な「週刊朝日」連載中断も

リテラ / 2014年12月5日 8時0分

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「ろくでなし子」再逮捕について、リテラではさっそく、この逮捕が前回同様不当であるうえ、警察の報復だった可能性が高いことを指摘したが、実はこの逮捕にはもうひとつ裏がありそうだ。

 それは、一緒に逮捕された作家の北原みのりに関する話だ。北原はフェミニズムの視点からジェンダーやセクシュアリティを語り続ける作家・エッセイストで、97年には日本で初めて女性だけで経営するセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」を立ち上げ、経営している。

 今回の逮捕容疑はそのショップでろくでなし子の作品を陳列したというものだが、そもそも、アート作品をめぐってアーティストでなくギャラリー側の展示行為がわいせつ物公然陳列に問われるというのは、異例のこと。そんなところから、何か別の意図があるのではないかといわれているのだ。

 実は、北原はフェミニストの中でも、その舌鋒の鋭さで知られ、安倍政権に対して辛辣な意見をはいてきた。特に8月の朝日新聞の謝罪会見やバッシング以降、「なんでここまでやられるの!」と、安倍政権批判をエスカレートさせていた。

 例えば逮捕直前の12月1日、ネットサイト「LOVE PEACE CLUB」の連載で北原はこんなことを書いている。

「ふだんフェミっぽいことを話す女性の中にも、安倍のことは嫌いだけど女性政策は評価したい...みたいなことを言う人がいる。西島秀俊に騙されるならまだしも、安倍に騙されるなんて信じられないです。これほど過激な政権のもとで、かつてないほど「女性活用」がうたわれていることが、私には不気味だから。これまで「従軍慰安婦問題」は「日本国の名誉の問題」であると言い続け、フェミニズムに対する偏見と無知のままジェンダーフリーバッシングの急先鋒に立ってきた安倍さんは、「男女平等」なんて興味ないでしょ。男女平等の概念がないまま「女性活用」と声をあげる安倍首相の頭にある「女性政策」とは、国に協力できる女性を求めること。意見は言わず、目標を持って、国のワガママは許し、放置されても、理解を求めない、そんな「プロ女国民」求めてますよね」

 また、国会での辻元清美議員への態度を例に、安倍首相の態度はあからさまな女性差別的態度であり、笑って質問と存在を無化するような、貶める方法だと指摘している。

「安倍さんは、辻元さんが恐いのではないだろうか。苛つくのではないだろうか。ひるまず質問をぶつけ、その言葉に力がある政治家の一人だから(略)。女の発言を無化し、感情的に「感情的だ」、非論理的に「非論理的だ」と批判して、デマを書き立てて、貶めるようなスタイルが日常化している。」

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