終末思想、陰謀論、スピの浸透...2014年はオカルト復権の年だったのか!?

リテラ / 2014年12月28日 21時0分

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 2014年もいよいよあと少し。今年のオカルト・トピックスを振り返り、どのような傾向だったのかを探っていこうと思う。

 昨13年は、元CIA職員エドワード・スノーデンで盛り上がった年だった。ケム・トレイル(化学物質の空中散布)や、地底人の存在の暴露など、彼がどこまで本気で証言しているかは分からないが、陰謀論のニュースターとなった感もあったスノーデン。そんな勢いも次第に落ち着き、今年は自然現象や自然災害にまつわる恐怖がオカルトニュースとなったパターンが多いように見受けられる。


●世界の終わり? メキシコ上空で発見された「光の渦」の正体は?

 まずは世界のオカルトニュースから。3月にメキシコのオアハカ上空で発生したとされる「光の渦」。その禍々しいビジュアルから、「世界の終わりだ」「HAARP(オーロラ調査プログラムだが、陰謀論では自然操作兵器と目されている)による実験だ」と噂されていった。実は南米はUFO目撃の多発地帯ということもあり、宇宙人の襲来説という説が喧伝されていた。

 この渦自体は今回に始まったものではなく、ここ数年に渡って世界各地で目撃されている。例えば09年にノルウェーで見られた「光の渦」は、ロシアのミサイル発射実験の失敗によるものと明らかにされている。ただ気になるのは、メキシコにて撮影されたほうも、なぜかロシアのテレビ局が報道しているということ。なぜかロシア絡みであることが多い「光の渦」。まあ、単純にロシア人がこの話題を好きなだけかもしれない。

 こちらは「デマ」の部類になるが、最近になって「12月16日から22日まで地球が闇に包まれる」という噂が飛び交った。史上最強の磁気嵐によって太陽光が遮られるとNASAが発表した......という情報に驚かれた方も多いだろうが、もちろん真っ赤な嘘ニュース。

 件の記事はHuzlersが発表したものだが、10月25日にデマと確定、NASAも公式に「そんな発表はしていない」と否定した。この噂が日本で流行ったのが11月後半なので、嘘と分かってから1か月ものタイムラグがある。すっかりインターネット社会になったといえども、まだまだ情報伝達の差というものは残されているようだ。

●生物兵器? 秘密組織の人口削減? エボラ出血熱にまつわる陰謀論が蔓延

 陰謀論・デマと言えば、今年はなんといっても「エボラ出血熱」にまつわる噂が蔓延した年だった。ワクチン開発によってアメリカ(orユダヤ資本)が儲かるために作られた生物兵器といった説から、ニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序を目指すという陰謀論定番の組織。構成の内訳は論者によって変わる)によるアフリカの人口削減、神の天罰またはテロ宗教団体が蔓延させた、などなど。『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ系)でも「CIAが流行らせた」「製薬会社によるものでは」といった話題が出たことも記憶に新しい。

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