紅白の安倍批判で「反日」と炎上の桑田佳祐 じゃあ『永遠の0』主題歌提供はなぜ!?

リテラ / 2015年1月8日 23時0分

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「このクソ反日が」「どうみても朝鮮人です」「日本人なめくさったようなコノヤロウ」「売国奴め!」「芸能界って韓国人朝鮮人多すぎだろ」

 やっぱり出た。これらの差別・ヘイト発言はネット上で国民的人気を誇るサザンオ−ルスターズの桑田佳祐に向けられたものだ。

 昨年末のNHK紅白歌合戦に31年ぶりに出場したサザンだが、直後からそのパフォーマンスに驚きの声が上がった。理由はもちろん横浜の年越しライブ会場からサプライズ中継で出演した桑田の"変装"と歌った曲。画面にあらわれた桑田は「チョビ髭」で登場し、「ピースとハイライト」を歌ったのだ。

 この楽曲は日本を取りまく国際情勢や平和をテーマにしたもので、そのなかに〈都合のいい大義名分(かいしゃく)で 争いを仕掛けて 裸の王様が牛耳る世は......狂気〉という詞もある。チョビ髭のヒトラーに扮した桑田が、勝手(都合のいい)な憲法解釈(大義名分)で集団的自衛権容認した安倍晋三首相(裸の王様)を揶揄したのではないかと話題になったのだ。また桑田のバックには「ピースとハイライト」のPVも流されたが、その中にも安倍首相や韓国の朴槿恵大統領らを模したお面をかぶったランドセル姿の人物が登場することで様々な憶測が広がった。

 ネット上では桑田のパフォーマンスを絶賛する声があがる一方、批判的に捉える声も大きくなり、賛否両論の大きな話題になる。その反響の大きさからこの一件を「朝日新聞」(1月5日)までが取り上げる事態となった。

 そしてお決まりのように、冒頭のようなネトウヨたちによる桑田ヘイト攻撃が開始されたのだ。自分たちの気に食わない言論には「在日」「売国」にしてしまうという相変わらずの単細胞・ワンパターンぶりには呆れ果てるほかはないが、しかし、そもそも桑田はネトウヨがヒステリーを起こすような「反日」的思想の持ち主なのだろうか。逆にいうと、左翼リベラルが喝采を叫ぶような確固とした反戦の意志をもったアーティストなのだろうか。

 たしかに「ピースとハイライト」を初めて披露した2013年8月のライブで、サザンは「在特会」と「しばき隊」の小競り合いの映像を流して話題になった。歌詞の内容も安倍政権を批判したものと考えてまちがいないだろう。これまでもインタビューなどで桑田は反自民、反原発を訴えてもいる。

 だが、その一方で、桑田はネトウヨが大好きなあの百田尚樹原作映画『永遠の0』の主題歌をつくり、歌っているのだ。特攻隊、そして先の戦争を全面的に美化した映画のために、桑田が23年ぶりにつくった主題歌は「蛍」という作品で、こんな歌詞が並ぶものだった。

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