室井佑月が鳩山由紀夫元総理と沖縄・米軍基地問題を語る! なぜ「最低でも県外」は実現しなかったのか?

リテラ / 2018年2月10日 15時10分

写真

 室井佑月の対談連載「アベを倒したい」も2年目に突入した。そして2018年のトップバッターとして登場してくれたのが、第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏だ。なぜ鳩山氏なのか。

 室井は常日頃から、安倍政権だけでなく、安倍一強を許してきた民主党(民進党)の不甲斐なさ、そしてひとつにまとまらずスタンドプレーに走りがちなその体質を批判してきた。また、2009年に民主党政権が誕生した際、大きな期待をした分、裏切られたという思いも強い。「そもそも現在の右傾化状況は民主党政権の失敗が原因じゃないか!」とさえ口にするほどだ。

 そんな室井だが、しかし一方で、民主党政権初の総理大臣の座についた鳩山のことは、大好きらしい。

「鳩山さんって、民主党失敗の責任者でもあるんだけど、沖縄米軍基地問題で『最低でも県外』と発言したことは評価しているし、友愛精神とか、共感できることが多い。しかも、あのキャラクターがいいんだよね」 
「民主党政権がなぜ失敗したのか、なぜダメダメになったのか、鳩山さんなら、直接教えてくれるかも」

 というわけで、実現した鳩山元総理との対談。現在でも沖縄やアジアを中心に、精力的な活動を行い、多忙を極める鳩山氏とのスケジュール調整は数カ月のスパンを要した。鳩山氏の現在の活動にリスペクトを表明しながら、民主党政権への複雑な思いと、数々の疑問をぶつける室井。対して、素直にその思いを受け止めてくれた鳩山氏。スリリングな対談をご堪能いただきたい。


●鳩山由紀夫「総理時代の反省の意味を込めて辺野古で座り込みをしている」

鳩山 連載タイトルの「アベを倒したい」、すごく直接的なタイトルですね(笑)。倒せればいいのですが。

室井 そのためにも鳩山さんにはいろいろなことを教えていただきたくて。私は鳩山さんの行動力は尊敬しているんです。とくに、昨年9月、辺野古で「アベ政治を許さない」とプラカードを掲げて座り込みをされたのを知ったときは、びっくりしました。

鳩山 私は総理時代、沖縄問題とくに普天間基地移設に伴う辺野古問題の対応に失敗しました。「最低でも県外」と言ったのに実現できなかった。県民の強い怒りも受けた。それだけに私は、その反省の意味も込めて、愚直に沖縄に関与していきたいと思っているんです。座り込みもその一つでした。現場でトラックを通さないよう反対運動のみなさんと一緒に座っていたのですが、座っていた場所が悪かったようでトラックに入られてしまった。目の前をトラックが通っていってどうにもならなかった。基地に抗議する人々の無力感を一緒に痛感しました。座り込みの多くは沖縄のいわゆるオジー、オバーの高齢者です。彼らは自分の利害のために座り込んでいるのではなくて、かつての戦争経験をもち、その悲惨さを嫌というほど知っているからこそ、これ以上、沖縄に基地を増やし戦争の舞台にしてはならない、そういう気持ちから行動している。その気持ちを一緒に座り込みをすることで少しでも共有できれば、と思ったんです。

本と雑誌のニュースサイト/リテラ

トピックスRSS

ランキング