35歳は仕事より出産しろ!? 野島都議だけじゃないセクハラヤジ擁護論

リテラ / 2014年9月18日 20時15分

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 この国の保守オヤジはどこまでトチ狂っているのだろう。

「(僕だって)『まだ結婚しないの』と言いますよ。平場で」

 自民党都議・野島善司の"結婚セクハラ"発言が物議をかもしている。今年6月、当時自民党会派に所属していた鈴木章浩都議による塩村文夏都議へのセクハラヤジが大きな批判を浴びたのは記憶に新しい。この問題を受け、セクハラ防止も含めた「男女共同参画社会推進議員連盟」の活動が約5年ぶりに再開されたのだが、その議連会長に就任したのがこの野島都議だ。しかも野島都議は釈明会見で謝罪するどころか「男女は結婚すべきだと思うのは僕の思想信条で当然」など開き直る始末。こうした野島都議の態度には"確固たる男女差別思想"さえ感じ、呆れるのを通り越して絶望的にさえなる。

 だがこうした差別認識を思想信条とし、自らを省みないのは野島都議だけではない。「正論」(14年9月号)では恐るべき"セクハラ鼎談"が掲載された。その名も「『早く結婚しろよ』批判報道が封殺したもの──ヒステリッックなセクハラ決めつけは少子化日本の重要な問題を見失わないか」。

 驚くのはこの鼎談の出席者だ。保守論客として知られる八木秀次、女性ジャーナリストで故・細川隆一郎の娘でもある細川珠生、そして最後がセクハラヤジ問題の張本人の鈴木都議だったからだ。

 冒頭、鈴木都議はヤジ問題について謝罪はするものの、「ただ、あのとき私は、晩婚化、少子化などについて、質疑していた塩村さんに対して、素朴に『早く結婚することが大切なのではないか』と感じ、それを言葉にしてしまいました」「私の真意が封殺されてしまった」と言い訳にもなっていない自己弁護を口にするのだ。この期に及んで独身女性に対し「結婚することが大切なのではないか」と、問題になったセクハラ発言を丁寧に言い換えただけで「早く結婚したほうがいいんじゃないか!」と変わらない内容を繰り返しており、一応は謝罪したものの内心ではなんら反省していない様子が伝わってくる。

 八木も「この問題を考える上で、議会において、ヤジは言論の一つであることを認識しておくべきです」などと盛んに鈴木都議をかばう。

 こうして始まった鼎談だが、さらにそれはエスカレートしていく。

 八木「(塩村議員の)質疑を聞いていた自民党議員らの間にも、『そういう一般論を述べる前に、あなた当事者意識を持ってはいかがですか』という雰囲気があった。(略)あの場にいる人たちの了解事項だったのに。ヤジによって彼女が傷つけられたという部分だけをセクハラにして問題にするのは、私は違和感がありますね」
「(セクハラヤジを)封殺するのは、一種の『ポリティカル・コレクト』です。自分たちから見た政治的な正しさから言葉狩り、言論封殺で政治運動を行うわけです」

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