アルバイトでも年次有給休暇!知らないと損する法知識

シェアしたくなる法律相談所 / 2014年4月8日 17時0分

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意外と知らない労働関係の法知識をお伝えします。

年次有給休暇って正社員じゃないと貰えないのではないか、と思っている方、意外と多いのではないでしょうか。実はアルバイトやパートでも年次有給休暇は貰えるのです。

今回は、年次有給休暇とは何か、アルバイトやパートの年次有給休暇の取得日数や、その賢い使い方についてお伝えしたいと思います。

■年次有給休暇とは

年次有給休暇(以下「年休」という)とは、労働者が賃金の支払いを受けながら休暇をとることができる制度です。

労働基準法上、労働者は「6ヶ月間継続勤務」し「全労働日の8割以上出勤」すると、年休権を取得できます。

年休の取得日数については、労働基準法上、通常の労働者の場合、採用後6ヶ月の継続勤務を終えた時点で10日が付与されます。その後、継続勤務1年ごとに、当初の6ヶ月以降の継続勤務2年目までは1労働日ずつ、3年目以降は2労働日ずつが加算され、取得日数の上限(6年6ヶ月以上勤務)は1年間で20日です。なお、就業規則などで労働基準法の水準を超える年休を付与することが定められている場合は、それに従います。

■アルバイトやパートの年休の取得日数

アルバイトやパートでは年休を貰えない、と思っている方も多いと思います。しかし、アルバイトやパートでも年休は貰えるのです。もっとも、付与される年休日数が通常の正社員と異なることがあります。

具体的には、(1-1)週の所定労働日数が4日以下の労働者あるいは(1-2)週以外の期間で所定労働日数が定められている場合には1年間の所定労働日数が216日以下の労働者で、かつ、(2)週の所定労働時間が30時間未満の労働者は、通常の労働者との比較で所定労働日数に比例した日数の年休が付与されます。

つまり、アルバイトやパートでも年休が貰えないというわけではなく、通常の労働者に比して少ない日数の年休は取得することができるのです。

このことは、すなわち、アルバイトやパート労働者として就業していたとしても、週の所定労働日数が5日以上であれば、たとえ1日2時間しか勤務していないとしても、通常の労働者と同様の日数の年休を付与しなければならないことを意味します。同様に、週の所定労働時間が30時間以上のアルバイトやパート労働者であれば、たとえ所定労働日数が週4日であったとしても、通常の労働者と同様の日数の年休を付与しなければならないのです。

以上のように、アルバイトやパート労働者と一言で言っても、その具体的な勤務形態をみない限りは年休の付与日数を判断することはできず、アルバイトやパート労働者でも正社員と同様の年休日数が付与されることもあるのです。

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