「浮気相手と結婚したい」…浮気した側からの離婚は認められる?

シェアしたくなる法律相談所 / 2014年12月15日 11時7分

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現在、日本では124秒に1組、夫婦の3組に1組が離婚しています。

離婚理由には色々ありますが、「性格の不一致」と「浮気」は多くの要因となっています。通常であれば、浮気された側が相手に対して離婚を持ちかけるという流れが一般的ですが、浮気した上に「浮気相手と結婚したいから離婚したい」と、浮気した側が言うケースもあります。

しかし、このような勝手な理由でも離婚は認められるのでしょうか。そこで、今回は浮気を原因とする離婚について、高島総合法律事務所の理崎智英先生にお話を聞いてみました。

●離婚ができる場合とその方法

「まず、夫婦の合意があれば、いつでも離婚をすることができます。これを協議離婚といいます。

夫婦の話合いでは離婚が合意できない場合には、裁判所に対して離婚を請求します。ただし、訴訟を起こす前に、まずは家事調停を経る必要があります。調停の場合にも、最終的には夫婦の合意によって離婚が成立することになります(調停離婚)。

調停でも合意ができない場合には、訴訟を提起して一方的に離婚を求めることになります(裁判離婚)。裁判離婚が認められるためには、民法で規定する離婚事由のいずれかに該当することが必要となります。」

割合としては、協議離婚の割合がかなり高く、離婚すること自体は話合いで決まる人が多いようです。

●浮気された側からの離婚

浮気した側が、離婚したくないと言って話合いで解決できないとき、浮気された側は裁判で離婚を請求できるのでしょうか。

「浮気とは、一般的には、配偶者以外の異性との性行為を意味し、そのような行為は、離婚事由の一つである不貞行為に該当しますので、浮気された側の配偶者が裁判上訴えれば、離婚は認められることになります。」

●浮気した側からの離婚

では、浮気された側が離婚したくないと考えているとき、浮気した側から離婚を請求できるのでしょうか。

「最高裁は、婚姻関係の破綻について責任のある者(有責配偶者)からの離婚請求は、原則として認めないとしています。そのため、浮気をした配偶者が離婚を請求したとしても、原則として、離婚は認められません。

もっとも、最高裁は、(1)夫婦の別居が両当事者の年齢及び同居期間との対比において相当の長期間に及んでいること、(2)当事者の間に未成熟子がいないこと、(3)相手方配偶者が離婚により精神的、社会的、経済的に極めて過酷な状況におかれる等離婚請求を認容することが著しく社会正義に反するといえないような特段の事情が認められないこと、という3つの要件を満たせば、浮気をした配偶者からの離婚請求であっても認められるとしています。」

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