タイムカードがない職場で「残業時間」の証拠を残すための4つの方法

シェアしたくなる法律相談所 / 2016年9月29日 7時0分

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タイムカードがない職場において、残業時間や労働時間を記録として残し、残業代を請求したり、労災の申請や、会社を相手に訴えるなどする場合、労働時間の証拠を残す上で理想的な方法、具体的な方法などはあるのでしょうか?

そもそも残業代が計上される職場でタイムカードがないのは違法です。そのような職場では働かないことです。あるいは、最初はタイムカードがあったが、その内なくなったような場合も、すぐに労基署に届け出て是正をしてもらうべきです。

仮に、昇進して残業代が計上されない職種となったためにタイムカードを利用しなくなった、といったケースでも、80時間を超えるような長時間の残業は許されるものではありません。

※36協定があれば80時間を超える残業も許される場合もありますが、ここでは説明を省きます。詳細は下記を参照して下さい(三六協定の基礎知識-10のポイント)。

それでは労働時間の証拠を残す具体的な4つの方法を紹介していきます。

*画像はイメージです:https://pixta.jp/

①労働時間の記録用に日記をつける

従業員が後の紛争に備え、自分の労働時間を記録しておくことは必要だと思います。

一番簡単な方法は、日記をつけることです。毎日つけていれば、証拠として証明力は高いと判断されます。毎日つけずに気付いた時だけつけている場合だと、証明力は弱いです。

面倒でも毎日つけることです。今は、スマホで簡単に日記をつけられますので、利用すると良いです。日記には、上司とのやりとりや気付いたことも書いておくことです。労働時間の記録だけではなく、セクハラやパワハラの証拠にもなります。

②家族とのメールやLINEで証拠を残す

家族とのメールやLINEのやりとりも証拠となります。メールやLINEの利点は、書いた時間が記録されることです。紙の日記だと後から書いたものと判断されると証明力が弱まりますが、退社直後にメールしたりLINEしたりすれば、証明力は高くなります。

これも、毎日することが大事です。毎日メールしたりLINEしたりすれば、証明力は高くなります。スマホを利用した日記でも書いた時間が分かれば同様に証明力は高くなります。

③業務日報をコピーしておく

会社によっては、業務日報を提出することもあります。その場合は、業務日報を提出する前に自分用にコピーを取っておくことも良いと思います。会社は紛争になると業務日報を裁判所に提出しなかったり、あるいは破棄したりしますので。コピーを取るのが大変なら、スマホで写真に撮るのも良いです。

④上司とのメールを残しておく

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