止まらぬ高齢者の事故。回避のため実践したい「防御的運転」とは

まぐまぐニュース! / 2016年12月6日 18時12分

写真

元TBSディレクターにして、現在はロスで起業し、「Wowmax Media! 」を経営する海部正樹さんによるメルマガ『ロサンゼルスで起業してしまったボクの本気メルマガ!』。今回は、話題の「高齢者の事故」について。海部さんは、フランスの心理学者ピエール・ジャネが提唱した「ジャネの法則」を引き合いに出しながら、高齢者の事故が減らない原因を独自に分析。さらに、自損事故ゼロである自身が続けている「防御的運転」の方法を紹介しています。

僕の事故対策法

12月になりましたね。 年々、時間の流れが速くなっていくような気がしませんか。 フランスの心理学者ピエール・ジャネが提唱した「ジャネの法則」。 主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く年長者にはより短く感じられるという現象を心理学的に説明したものだそうです。 簡単に言うと、わたしは現在57歳なので、10歳の時の5.7倍の速さで時が流れているということ。 これってやばくないですか?このまま進むと、114歳のときは、いまより倍も速く感じるということになってしまいます。

高齢者の事故が話題になっています。 事故は年齢だけが原因ではないのですが、要因のひとつではあるでしょう。 例えば咄嗟のことに反応が鈍くなるというようなことが考えられます。

NHKのクローズアップ現代で興味深いアンケート結果を見ました。「自分の運転技術で事故を回避する自信があるか?」という設問です。 これに対し年齢が高くなるほど自信がある」という回答が増えています。 長年積み重ねた経験則があるという事ですね。 ジャネの法則によれば、年齢が高くなるに従って主観時間は短くなるわけですから「まだまだ若い」と思ってしまうのも無理はありません。

これに対し、運転免許に年齢の上限をつけるべきという提案もあるようですが、現行法では年齢による運転免許の失効はありません。 ひとくちに高齢者と言っても個人差がある。 それに一部地域では年齢にかかわらず車は必要ということです。

自動車の自動運転や事故回避の先端技術への期待もありますが、まだまだ実現には時間がかかるような気がします。 では、どうするか。 こうなると自分でできることになります。

私の場合、ロサンゼルスに居るときは車は必須です。 東京などと違って公共交通機関が整備されていませんから。 ロサンゼルスでは高齢者だろうが何だろうが運転しないと生きていけません事故は多いですよ。 突然車が反対車線を突っ走って、こっちへ向かってくることもありました。 高齢者ではなかったな。 年齢というよりも、性格? ともかく、ひざに犬を載せて高速道路(フリーウェイ)を100キロ以上で飛ばしている人。 周りの確認もせずに車線変更してくるひと。 食事(それも中華)をしながら運転しているひと。

私が最初に教えられたのは「防御的運転」でした。 ともかく、先に譲る 後ろの車からクラクションならされても無視。 とまあ、こういう運転です。 やりすぎると、かえって危なそうですが、私は結構実践しています。 人は変えられませんが、自分は変えられます。 おかげで、在米16年、自損事故はゼロです。 もっとも、相手が突っ込んできたらどうしようもないです。私も自損はゼロでも他損事故は2回ありました。

image by: shutterstock

 

『ロサンゼルスで起業してしまったボクの本気メルマガ!』より一部抜粋

著者/海部正樹(米国法人WOWMAX MEDIA LLC代表 / プロデューサー)

政治家の二世なのですが、テレビディレクターやアニメプロデューサーになりました。親は嘆いたでしょう。しかも42歳で渡米、その後ロスで起業と来た日には、人生どう転がるかわかったものではありません。そんな私が異国で今日も体験している「海外の起業」と「海外での継業」を中心にいろいろ書かせて頂きます。それと「米国ローカルの時事ネタ」や「10年暮らしてわかる生活ネタ」もご紹介します。

出典元:まぐまぐニュース!

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング