山口敬之氏「乱暴疑惑」騒動でわかった、自称リベラルの生態

まぐまぐニュース! / 2017年5月31日 17時0分

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安倍総理にもっとも近いとされているジャーナリスト・山口敬之(のりゆき)氏に突如持ち上がった、女性への「乱暴疑惑もみ消し疑惑」という大スキャンダル。被害者本人が顔出し会見を行うなど、まだまだ事態は収束しそうにありません。今回の無料メルマガ『マスコミでは言えないこと』では、著者で月刊正論「ネットバスターズ」を連載中のITジャーナリスト宮脇睦(みやわき・あつし)さんが、今回のスキャンダルに対する世間の反応を見て感じたことを記しています。

山口敬之氏のスキャンダルに彼らの生態を知る

安倍総理にもっとも近いといわれるジャーナリスト・山口敬之氏に「性的暴行疑惑」が持ち上がっています。すでに「週刊新潮(2017年5月18日号)」が報じていましたが、その「被害者」と名乗り出たこれまたジャーナリスト詩織氏が記者会見を開き、第二幕が開いたようです。なお、ネットではフルネームが拡散していますが、本稿では自己申告を優先します。

この騒動を、ネットであたっていて興味深い「パヨクの生態を発見します。パヨクとは劣化した左翼・リベラルを指すネットスラングで、その情けない語源は割愛しますが、まともなリベラル論客と区別する目的から利用されています。

まず、騒動のあらましと、これを巡る報道のおかしさを指摘しておきます。

男女のことなので、そのものへの言及は控えますが、発火点となる行為のあったことは、新潮が報じたメールのやり取りから明らかです。

そしてそれを詩織氏が訴えるために、警視庁高輪署に被害届を提出します。捜査が始まり逮捕状まででたが、上からの圧力で中止になった。しかし後に起訴され、不起訴で終わった。というもの。

詩織さんは不起訴処分となったことに納得できず「私の知り得ない上のパワーがあったと思っています」と話している。

とスポーツ報知が伝えています。

● 元TBSワシントン支局長を性犯罪被害で告発した女性が顔を隠さずに会見

一連のワイドショーのこの方向で報道し、補助線として「安倍首相に近い人物だから(官邸が圧力をかけて)逮捕を免れ無罪になった」というニュアンスを添えています。しかし、実際には起訴された上での不起訴、ということは法治国家において無罪です。

流れ弾を当てるようですが、小沢一郎氏の政治資金を巡る様々な疑惑も「不起訴」になったことを持って「無罪」となりました。

そして小沢一郎氏の不起訴に異議を申し立てる市民団体が「検察審査会」に申し立て審議を経て「強制起訴」となります。山口敬之氏のケースはいまこの「申し立て」の段階です。

一点のシミも滲みもないかはともかく、裁判では罪を科すほどではないという判断があるのは、日本の法律は性善説に立つからです。

そして「疑わしきは被告の利益」へとつながります。

明々白々な犯行事実が確定できない場合、罪のない国民に刑罰を科す冤罪を避けるためです。「怪しいよね」「たぶんやってるといった憶測ではダメということです。

男女のこと、とりわけ2人きりの空間でのできごとは、証言に頼ることになるので注意が必要です。そして「新潮」の報道では密室でノートパソコンが開かれていたことから、行為を撮影されていると「直感」した詩織氏は、それを警察に伝えたところ「証拠」になると「逮捕状」の発行に至ります。

詩織氏と新潮が握りつぶされた逮捕状と主張し、そこばかりが強調されて報道されていますが、山口敬之氏はその後、しっかり捜査されており、パソコンも提供しており、その上での「不起訴」ということから考えられるのは2点。

詩織氏の直感が外れ撮影などされていなかったか動画はあってもそうではないと判断されたか。

いずれにせよ、法と正義に基づいて結論を待ちたいところですが、報道全般をみる限り、発火点となった週刊新潮の内容から、すっぽり欠落している箇所を見つけます。

山口氏逮捕の直前、ストップをかけた理由は「TBSの記者」であることが理由で、つまりはマスコミに対する忖度」が働いた可能性です。

2017年5月30日の日本テレビ『スッキリ』だったと思うのですが、有識者による一般論として「著名人を逮捕するときには綿密な裏付けを取る(要旨)」とあり、山口敬之氏はこれに該当したというニュアンスです。

他方で高輪署の捜査は、女性の言い分に傾斜しており、警視庁が事件を引き取り、丹念に再捜査してから、起訴したとも伝えます。

ならば、一般人なら、その女性の言い分だけで起訴されるということです。

何かと安倍政権の批判に余念がない「週刊プレイボーイ」の今週号(2017年6月12日号)はいみじくもこんな見出しの記事を掲載。

起訴されたらほぼ実刑(3年以上)

痴漢冤罪より怖い!! 強姦冤罪の実態

繰り返しますが、男女のことなので子細がわかるまで態度を留保します。しかし、警察によるマスコミへの忖度疑惑と、一般人なら雑な捜査が許されるというのであれば、捜査機関の怠慢であり、テロ等準備罪を共謀罪として反対する連中が声を上げて警告すべき事案だということです。

強姦被害における女性の証言偏重があるならば、いわゆる『共謀罪』においても「証言」が偏重されれば、無実の罪で他人を陥れることも可能になる、ゆえに「共謀罪ハンターイ」と、声をあげなければなりませんが、それをしません。

なぜか?

共謀罪と呼ぶ人々は政府による弾圧で思考停止しているからです。だから、政府と近しい山口敬之氏を、政府の圧力で無罪にしたというストーリーに固執してしまい、そこから離れることができません。

現場の暴走など、旧軍を挙げるまでもなく、どこの組織でも起こることで、共謀罪なるものが存在し、警察組織が現場レベルでその濫用をした日には、そちらのほうが市民生活を脅かします。

なぜなら、政治家どもは、選挙で落とすことで民意を反映させることができますが、法律の埒内にある限り警察官を処罰することができないからです。

もちろん、これは妄想にすぎませんが、本件はそういう使い方もできるという頭の体操です。

対する野党とパヨクは実に無能です。

私は消去法的自民党支持者ながら、いまの政府や与党には「ツッコミどころ」が満載なのですが「安倍独裁政権」という間違った前提に立ち、「安倍憎しという感情だけで勝負を挑むからあっさりと返り討ちにあいます。

感情論を下敷きとした舌戦は、一歩離れたところにいる国民からはただの口喧嘩か、「負け惜しみ」にしか見えません。これが安倍一強を支えているのですからコントです。

話を戻します。

たしか、山口敬之氏には妻子があったはずで、つまりは「ゲス不倫」としての追及もできたはずが、こちらも触れず。また、就職の口利きを匂わせながらとする記事が本当ならば「ゲス」。あるいはマスコミ界隈ではよくあることなのでしょうか。

そちらの方が、女性の権利侵害としては深刻・・・なのですが、マスコミは自らの恥部に関して「報道しない自由」を行使するので、なんら証拠を持ち合わせていない推論ながら、あながち遠くない現実があるのかも知れません。これこそ怒れ、フェミよ。

それでは「生態」について。

本件で盛り上がっているのはパヨク勢

記者会見で詩織氏が「共謀罪」に触れたこと、立ち会った弁護士が民進党に深く関係していることからの「陰謀論」もネトウヨ界隈では確認できますが、政局にまで発展させようとしているのはパヨク。

アベの友だちがまたやったって感じ。

そしてこんなツイートを見つけます。

 

 

肉球新党」所属を掲げるアカウントで、これが何かと言えば

猫が幸せに暮らせる社会は、人にも優しい。だから、戦争に反対、

原発にも反対。そして、動物と人が共生できる社会を

というものながら、

 

 

として愛猫家の反感を買い炎上するという、実にネットらしい話題を振りまいております。

困ったときに助けるのは当然ながら、犯罪者をその犯罪において擁護の声を上げることは、あきらかな筋違いであり、それは少なくとも日本的価値観における人の道に反します

仮に山口氏に当該事案があったとして、友人の夜の生活まで責任などもてませんし、社会正義を軸に報道や言論を発表するものならば、仲間であっても糾弾すべきは糾弾すべきで、全貌が見えない間は静観するのもひとつの見識ですが、それはそう思う立場だからともいえます。

常識の違いはいかんともしがたいもので、誰の発言か失念しましたが、北朝鮮が海外から人道支援として援助を受けたことを、どう思うかと北朝鮮当局の担当者に尋ねたところ、

「アレは脅し取ったものだ」

とニヤリと答えたとか。真贋不明ながら、なるほど、違う常識に立てば、そういう発想もあることを知ります。

つまり、肉球新党サイドでは、犯罪が疑われる事案が仲間に発生しても困っていればそれを助けるのが人の道」だという常識に立っているということです。確たる反証がなくても疑惑を否定しろというので、その反対事案への肯定も同じでしょう。

この常識に立つとパヨクの生態に説明がつきます

今年の1月に勃発した東京MXテレビ『ニュース女子』の番組内容が、「沖縄ヘイト」だとパヨク側の著名人が一斉に声を上げ、番組を攻撃し、出演者を罵倒したのも、そこに批判の対象として登場した活動家を擁護するため。これが彼らの人の道」なのかもしれません。

そして、その擁護のためなら、騒動の当事者として出演した沖縄県民自らがいきすぎた反基地活動を嘆いている事実には目もくれず攻撃します。

森友学園も同じくです。

「教育勅語」を暗唱させるといった教育内容から、軍国主義の復活を目指す危険人物であるかのように攻撃していた人々や媒体が、籠池泰典氏が安倍首相から100万円貰った」と発言した途端に、被害者や協力者、政権に翻弄された英雄であるかのように論調を変えます

安倍批判、政権攻撃という目的を同じくする同士ということなのでしょう。「補助金詐欺疑惑」などには目もくれません。また、公開された籠池諄子氏と安倍昭恵首相夫人とのメールを「証拠」と叫び攻撃する一方、そこに関与していると名前の挙がった辻元清美氏については黙殺どころか、民進党による言論封殺に応じます。

一般論ながら、メールのやり取りの一部に嘘があれば、それ以外の箇所の信憑性も暴落するものながら、辻元清美氏の箇所以外は、疑いようのない事実であるという異様な解釈も、パヨクにおける味方の絶対擁護という人の道からすれば当然なのでしょう。

「天下り」が発覚したときは糾弾した前川喜平氏を、加計学園を巡る怪文書を事実と証言した途端、出会い系バーに足繁く通い、店外デートで小遣いまで渡していたことすらも「貧困女性を助けたかの美談にすり替えを画策するのも、安倍批判、政権攻撃という目的を同じくする同士だから、擁護するのが「人の道」と。

もっともあの「怪文書」が事実だとしても、「総理の意向」とやらは友人が理事長を務める加計学園への利益供与ではなく、「国家戦略特区」という岩盤規制の打破という「総理の意向」とみるのが安倍政権の目指す方向から自然なんですがね。

テロ等準備罪を受けて、言論の自由が脅かされると横断幕をもち記者会見を開き反対の声を上げた金髪ジャーナリストが、嫌韓や嫌中が目につくという理由で、ヤフーコメント欄の封殺を提言していました。これも同じく、彼らの「人の道」なのだとしたら、ずいぶんと都合の良い話しであり、同時に

俺たちの意見がすべて

という実に恐ろしい発想がパヨクの生態。あくまで仮説に過ぎませんが、これを前提にすると大半の詭弁や強弁、珍説に陰謀説の説明がつきます。

そしてここに、自称リベラル、いまや「パヨク」な著名人が凋落した理由を見つけます。ひとことで言えば「馬脚」。自業自得ともいいますし、ブーメランでもあり、民進党が沈み続ける理由もここに見つかります。

image by: 山口敬之氏公式Twitter

 

『マスコミでは言えないこと』

著者/宮脇 睦(記事一覧/メルマガ)

月刊正論「ネットバスターズ」連載中のITジャーナリスト宮脇睦(みやわき・あつし)が氾濫するメディア情報から社会のホントを指摘しています。マスコミは本当の「全部」を話しません。嘘つきとは言いませんが、誠実な正直者でもありません。そして「情報」はその裏に隠されている「真実」を伝えているとは限らないのです。

出典元:まぐまぐニュース!

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