男子も危険。「痴漢」被害にあった子供に親はどう接するべきか

まぐまぐニュース! / 2019年4月15日 19時34分

写真

4月は新しい出会いが増える時期ですが、ありがたくない事に子供が初めて「痴漢被害」に遭ってしまうのも、この月が多いのだそうです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが「暗数」をもとにした性犯罪への知識と、実際に被害に遭ってしまった子供たちへの対処法を記しています。

暗い数字

さて、本日は暗い数字のお話

  • 暗数あんすう

という言葉をご存じでしょうか。暗い数字…あんまりハッピーそうな言葉じゃなさそうですよね。この言葉は、実際に発生した犯罪のうち、届出も調査も行われないため犯罪統計で把握されない犯罪の数のことを指します。

平たく言えば、「被害者が泣き寝入りしている数」ってことです。英語の『dark number」の訳語でしょうが、この「暗」っていうのが実にピッタリな語感ですよね。

そして、犯罪の性質上

  • 性犯罪は暗数が大きい

と言われています。解る気がしますよね。犯罪に遭った直後には傷ついているだけでなく、悲しみや怒りなどいろいろな感情で混乱しているはずですから。

そして、実に悲しいことに、性被害特に痴漢被害に初めて遭うのは

  • 4月が多い

んだそうです。

中学や高校への進学で初めて満員電車に乗るようになることが影響しているのかもしれません。周りは知らない人ばかりだし、ショックと恐怖で声も出ないのに、それを合意と曲解されたり。

被害に遭った子の気持ちを考えると、こちらまで悲しくなってきてしまいますね。

そして、ここで、注意して欲しいのは

  • 男子も被害者になりうる

ということです。加害者は、性欲のためというより、ストレス発散や支配欲を満足させるために犯罪行為に出ると言われています。つまり、被害者の性別はあんまり

  • 関係ない

んですよ。

他方で、男子は加害者にはなっても被害者にはならないという無意識的で社会的な思い込みがありますよね。

この思い込みのために、男子の性被害は

  • 非常に暗数が大きい

と言われています。そう、被害を受けた男の子は、泣き寝入りしているわけです。本人はショックすぎて誰にも言えないんでしょう。だからこそ、犯罪として認知されないわけですから。

まずは、初めて電車に乗って通学(通勤)するようになった

  • お子さんの様子に注意

してあげてください。男女問わずです。なんだか暗い顔をしているとか、性的な話題への関心が今までと違いすぎるとか、急に泣いたりするなど、あとから思い返してみれば

  • ちょっとヘンだった

と思うようなことを見逃さないようにするのが大切だそうです。

子供は混乱していて、なかなか自分から話してはこないはずですから。そりゃそーですよね。

異変に感づいたあとどうするのか。もちろん被害に遭わないのが最も大事なことですが、不幸にして被害に遭った場合どうするのか。考えたくないと思いますが、それでも

  • 起こってから対処するより起こる前から準備しておく

方がダメージは少ないものです。

さて、この場合ひとつやってはいけないことがあるそうです。それは

  • 否定すること

です。子供側が被害を話したとき、これに対して大人側がショックを受け、被害を否定したり、なかったことにしたりすることです。たとえば

  • ホントなの!?
  • ウソをつくんじゃありません
  • ○○さんがそんなことするはずない!
  • とにかくシャワーを浴びなさい

などです。

これは想像してみると分かりますが、逆に想像してみないといかにも言ってしまいそうな言葉ですよね。自分の子供が性被害を受けたことにショックを受けて、つい言ってしまうかもしれません。

ですが、これも想像してみると明白ですが、これを言われた子供の側のショックは計り知れません。勇気を出して告白したのに、否定されたりなかったことにされたりしたら、もう話したくない気持ちになってしまうだろうと思います。

ちなみに「シャワーや入浴を促すことは汚れたものをキレイにすることなので、性被害を受けた自分の身体を

  • 汚れたものと受け止めてしまう

のだそうです。ただ、妊娠等の危険がある場合もあるので早急に医療機関に連れていくことが大切です。

逆に、必ずやってほしいことは

  • メモを残しておくこと

だそうです。多くの場合、

  • 子供が最初に言ったことが最も真実に近い

のだそうです。なので、これを記録しておくと後々役に立つんです。ただ、詳しいメモを残そうとするあまり詳しく聴きだそうとする必要はなく、時間場所加害者など簡潔なものでヨイそうです。

新しい出逢いの季節。イヤなことには出逢いたくないものですが、万一に備えて知識くらいは備えておきましょう

image by: Aleksandar Todorovic / Shutterstock.com

MAG2 NEWS

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング