「くっつかなかったけどお似合い」非公式カップル議論 付かず離れずがたまらない！

■あいまいな関係がじれったい！

　人気のマンガやアニメでは、キャラたちの関係性もさまざまです。相性の良いキャラ同士がカップルになることもあれば、残念ながらデートシーンが描かれなかったパターンもあるでしょう。そこで今回は、マンガやアニメに登場する「くっつかなかったけどお似合い」な非公式カップルをご紹介します。

　ネット上でも多くの支持が寄せられたのは、高橋留美子先生の代表作『らんま1/2』。1987～1996年に「週刊少年サンデー」で連載されたマンガ作品で、アニメ化や実写化もされているシリーズです。さまざまなキャラが登場する同作品ですが、なかでも主人公の早乙女乱馬と中国人少女・シャンプーの組み合わせが人気です。

　乱馬は水をかぶると女性になってしまうという特異体質を持っており、女性の状態ではシャンプーから命を狙われる存在です。一方、男性姿の乱馬に対しては求婚を繰り返すシャンプー。チグハグな関係ながらもお似合いのふたりに対し、Twitterでは「なぜ乱馬はこんなかわいい子を選ばないのか」「シャンプー、乱馬にガチ惚れだったから報われてほしかった」などの意見がありました。また同作品からは、天道あかねと響良牙のふたりなどほかにも多くの組み合わせが話題に挙がっています。

　また「週刊少年ジャンプ」にて掲載された井上雄彦先生の作品『SLAM DUNK』からは、宮城リョータとバスケ部のマネージャー・彩子のふたりが注目されています。作中で終始彩子へ好意を寄せ続けるリョータと振り向いてくれない彩子の関係に、「つかず離れずの微妙な距離感が好き」といった声がありました。

　ほかにも『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』の相楽左之助と高荷恵や、『犬夜叉』の殺生丸と神楽など、さまざまなキャラ同士の相性が話題です。これまで意識していなかったキャラ同士の関係性にも注目すると、作品の新たな楽しみ方が生まれるかもしれません。

（マグミクス編集部）