秋放送『SPY×FAMILY』2クール登場予定の強烈新キャラたち 物語に欠かせない犬も

■心強い味方でもあるけど…物語をかき回すインパクト大な新キャラたち

　2022年4月から放送され、一躍大人気アニメとなった『SPY×FAMILY』は、第1クールが12話で終わり、アーニャが最初の星（ステラ）を取ってご褒美にペンギンパークへ出かけるところまでが描かれました。そして10月からは待望の第2クールが始まりますが、放送に先駆け、今後登場するであろう魅力的なキャラクターたちをネタバレ最小限でご紹介します。ただ、ある程度は今後の展開に触れるので、まっさらで2クールを見たいという方はお気をつけください。

●ロイドの後輩の女スパイ・夜帷

　コードネーム・夜帷（とばり）ことフィオナ・フロストは、もともとロイド（黄昏）から直接指導を受けていたという後輩女スパイです。表情はいたってクール、というか無表情で淡々と冷徹に任務をこなす姿が氷のようで美しいですが、実は内心にはとんでもない「熱情」を秘めており……？

　彼女も作中最強クラスの能力を持つひとりであり、ロイドと組んでとあるスポーツに挑む場面は面白くもかっこよく大きな見どころです。また、アーニャに本心を読まれた際のとあるかわいい一言を、どの声優さんがどんな風に演じるかにも注目が集まります。

●強すぎ＆冷静すぎるガーデンの部長、マシュー・マクマホン

　ヨルの表向きの勤務先である市役所にもうひとり、暗殺者組織「ガーデン」に所属する殺し屋が潜んでいます。それが「部長」と呼ばれる老人、マシュー・マクマホンです。

　見た目は完全に物腰穏やかな白髪メガネ紳士ですが、その実力は相当なもの。どんな武器でも使いこなし、あらゆる状況に即座に対応して最適解の行動を取る、ヨルの頼もしすぎる先輩暗殺者です。ヨルとともに参加するとある任務での、激しいバトルシーンにも期待が寄せられています。

●雷おばさん、ドナ・シュラーク

　アーニャの通うイーデン校の教師であるドナ・シュラークは、生徒たちから影で「雷（トニト）おばさん」と呼ばれています。本来は成績不振や不品行な生徒に与えられる罰点、雷（トニト）を「風紀の乱れ」といった些細な理由で与えてくるため、そんなあだ名で恐れられているのです。

　果たして、アーニャはこの「雷（トニト）おばさん」の脅威をかわすことができるのでしょうか？　登場話の順番としては2クールで見られるかは微妙ですが、キレキレの動きと冷たい表情で生徒の額に雷を貼りつけていくさまは、ぜひ今後迫力のアニメーションで見たいところです。

●不思議な能力を持った犬・ボンド

　これからの『SPY×FAMILY』に絶対に欠かせないキャラが、ボンドという犬です。1クール目のアニメにもすでに少しだけ登場しました。11話『星』のラスト、収容所のような場所に佇む大きな白い犬。それがボンドです。

　原作ファンのなかには、ボンドの活躍を心待ちにしていた方も多いでしょう。ストーリーとしては、2クール目の最初はこのボンドの話から始まることになると思われます。ボンドもフォージャー家の一員となるのですが、あの面々に加わる以上、彼も当然普通の犬ではありません。ボンドの特殊能力によって、さらなる驚愕展開と笑いが巻き起こります。

　一体どのように物語と絡んでくるのか、そしてどんな能力を持っているのか、その真相はぜひ本編でご確認ください。今後がますます楽しみな『SPY×FAMILY』！今から10月の放送開始が待ちきれませんね。

（綿貫）