『ワンピース』の世界に住むならどの立場がいい？ 生活の安定重視なら、やっぱり海軍が1番！？

■やっぱり、普通が1番？

　2022年に25周年を迎えた『ONE PIECE（ワンピース）』は、ついに最終章に突入しました。作中では海賊を中心として、海軍や市民、天竜人が敵や仲間として守り、戦いを繰り広げています。

　今回は、『ONE PIECE』の世界に生まれ変われたら、どの立場になりたいか、メリットとデメリットとともに振り返ります。

●何物にも縛られない、自由な「海賊」

　海賊のメリットといえばとにかく自由なことが挙げられます。組織のルールやしがらみにとらわれない生き方ができます。麦わらの一味のように好きなときに起きて、心の赴くままに行動できます。しかし、逆に言えば「法がない」ともいえるため、弱ければすぐに淘汰されてしまいます。そして、海賊は海を旅する人たちですから定住する家がありません。旅が好きな人や、海が大好きな人にはオススメですが、常に波に揺られて生活しなければいけないとなると、船酔いする人にとっては少し考える必要がありそうです。

●安定感のある生活が送れそうな「海軍」

　海賊が「悪」なのに対して、海軍は「正義」です。海軍の真っ白な制服に1度でいいから袖を通してみたいと考える人もいるのではないでしょうか？　生活をしていくうえでも、海軍の方が給料も安定していそうですし、陸地に住めるというメリットがあります。しかし、朝早く起きなければならないでしょうし、残業もありそうです。また、組織の一員であることから上からの指示は「絶対」で、たとえ違和感をおぼえる命令でも「組織にとっての正義」を優先させなければいけません。

●間近で世界を体感できる「一般市民」

　最後は、背景になりがちなモブですが、いなくて世界が成立しないのが一般市民です。もし、住む国が選べるのであれば、間近で『ONE PIECE』の世界を体感できる、絶好のポジションになりえます。ロマンあふれる空島や、美しい街並みが広がるウォーターセブンで暮らせたら、毎日が新鮮で楽しいことでしょう。しかし、海賊や海軍の戦いに1番影響を受けてしまうのが市民の悲しき宿命です。

　ほかにもキャラの濃いメンツがそろう「革命軍」や、ミステリアスな「世界政府」の立場も気になります。そして圧倒的な権力を握っている「天竜人」になってみるのも面白そうです。

　ついに突入した最終章。皆さんはどの立場で暮らしてみたいですか？　これを機会に作品を振り返り、改めて『ONE PIECE』の良さをかみしめるのもいいかもしれません。

（マグミクス編集部）