トラウマ注意・ホラーゲーム3選 じわじわくる恐怖が「もう無理!」
マグミクス / 2022年8月27日 20時10分
■プレイした日は怖くて寝られない?
ゲーム好きでも、プレイヤーに恐怖を与えるホラーゲームは苦手という人も多いはず。しかし、ホラーゲームのなかには名作とされるタイトルも多く、「怖いけど頑張ってやったら面白かった」なんて声も聞かれます。
今回は、プレイすれば思わずゾっとしてしまうホラーゲームをネタバレなしで紹介します。
●映画化された怖すぎるホラーゲーム 『返校 ‐Detention‐』
台湾初のホラーゲーム『返校 ‐Detention‐』は、1960年代の台湾の学校を舞台にした作品です。
授業中の居眠りから目を覚ました主人公の男子生徒は、「台風警報」とだけ黒板に書いてある教室に誰もいないことに気がつきます。早く帰ろうと体育館を通りかかったところ、ひとり眠っていた女子生徒と出会った主人公は、悪天候のため一旦教室に避難しようとしますが……。
プレイヤーは恐ろしい悪霊があちこちにいる暗い校内をさまようことになるのですが、戦う術がないため、息を潜めてやり過ごすほか、他の教室に入って悪霊が通り過ぎるのを待つしかありません。「もしバレてしまったらどうしよう」という、まさに手に汗握るシチュエーションと恐怖感を味わえます。
そして『返校 ‐Detention‐』は、大きい音や恐ろしい映像で驚かすよりも、じわじわと煽ってくる恐怖演出が特徴です。びっくりするタイプのホラーではないからこそ、ひたひたと襲いかかってくる演出に震えてしまうはず。
また、プレイを進めることで、物語に隠された謎が少しずつ明らかになっていきます。戒厳令によって人々の権利が奪われていた台湾の時代背景も描かれており、プレイすればホラーだけでなく、物悲しさも感じられるはず。衝撃の展開は、ぜひあなたの目で確かめてください。
●攻撃手段は一切なし!カメラのバッテリーが切れた瞬間の絶望感 『Outlast』シリーズ
フリージャーナリストの主人公、マイルズがコロラド州の山岳地帯にある精神病院を探索し、事件の真相を解き明かす『Outlast』は残虐で恐ろしい描写で知られる作品です。
マイルズが手にしているのは、取材用のビデオカメラただひとつ。暗視撮影モードが搭載されており、暗い場所で周囲を確認したり、敵にいち早く気づいたりするためには欠かせません。しかし、充電が切れてしまえば何もできなくなってしまいます。
さらにマイルズはただの一般人であり、戦闘力が高いわけではありません。病院内にいる患者に見つからないように隠れながら進む必要があります。ロッカーに隠れた際、患者がすぐ近くを通りかかったり、隣のロッカーを開けたりする瞬間はヒヤヒヤすることでしょう。ゲームがマイルズのひとり称視点で進むこともスリル感を高めています。
恐ろしい相手から逃げ切ったときの安堵感は、本作の何よりの醍醐味です。カメラのバッテリーが切れてしまわないかハラハラしたり、敵に見つからないよう慎重に進んだりするときの緊張感をぜひ楽しんでみてください。
■スマブラにも登場したホラーゲーム!
『零』シリーズは和風ホラーを広めたきっかけの作品。画像は『零 ~濡鴉ノ巫女~』パッケージ(コーエーテクモゲームス)
●怨霊を直視しなければ大ダメージが与えられない? 『零』シリーズ
ホラーゲームといえば、ゾンビといったクリーチャーと戦う『バイオハザード』シリーズのイメージが強いかもしれません。しかし、2000年代初頭に日本では『SIREN』をはじめとする和風のホラーゲームが大きな注目を集めました。
「射影機」(しゃえいき)というカメラのようなアイテムを使い、悪霊と戦う『零』シリーズも、和風のホラーゲームを流行させた代表作です。肉眼では何もない場所であっても、射影機を使うと恐ろしい顔が浮かび上がる……という演出は、ホラー要素を一層際立たせています。
プレイヤーは、射影機での撮影によって怨霊にダメージを与えられます。より強力なダメージを与えるにはアップでの撮影が求められるため、どんなに恐ろしくても怨霊をよく見なければなりません。怨霊はいずれも恐ろしい姿をしており、ホラーが苦手な人には辛いはず。
ちなみに、そんな『零』シリーズは、あの『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のアシストフィギュアとしても登場。『零~濡鴉ノ巫女~』の主人公のひとり、不来方 夕莉が持つ射影機で撮影されると、金縛りになるうえ恐ろしい悲鳴が聞こえてきます。さらに画面も少し暗くなり、ホラーな雰囲気に包まれるため恐怖を感じた方もいるのではないでしょうか。
(田中泉)
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