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ガンで余命半年と宣告された妻の変化 夫の顔を見なくなった理由に14万人が感涙

マグミクス / 2022年8月24日 11時10分

ガンで余命半年と宣告された妻の変化 夫の顔を見なくなった理由に14万人が感涙

■余命宣告を受けた妻の“優しい嘘”に「涙が止まらない」

 いつも自分を喜ばせようとしてくれる、大好きな妻にガンが見つかりました。余命は半年。夫は妻と少しでも長くいられるように手を尽くそうと考えていました。しかし半年後、妻の病院へ夫が通う日々のなかで、仲睦まじかった夫婦は変化していて……?

 漫画家の武田登竜門さん(@ToryumonT)による創作マンガ『大好きな妻だった』がTwitterで公開されました。本作は2021年に「webアクション」で公開され、150万PVを記録した話題作。短編集『あと一歩、そばに来て』にも収録された一作です。

 余命を意識した夫婦のリアルな日々と変わらない愛を描いた物語に、読者から「いい話」「泣いた」「涙が止まらない」「優しい嘘」「病気になって初めて分かることもあるんだろうな」「仲良くしないとね」「大好きな人と一緒にいられることは幸せ」などの声があがり、Twitter投稿は3万リツイート、14万いいねを超える反響がありました。

『BADDUCKS』全4巻が発売中の作者・武田登竜門さんにお話を聞きました。

ーー武田登竜門さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 とりあえず自分は絵が描けるっぽいし、落書きしてたらキャラクターできたし、描いてみたい話があるからやってみるか……という感じです。

ーー『大好きな妻だった』のお話はどのように生まれたのでしょうか?

 本作は双葉社さんの「webアクション」という媒体に掲載され、商業デビューを飾った作品です。ふと「好きな人は素晴らしいけど、いつか死ぬという点だけは最悪だ」と思ったのをきっかけに考えてみたお話です。

ーー入院後の妻の変貌や、細かなところまで描き込まれた背景など、繊細な作画が印象的です。作画で力を入れたところなどを教えて下さい。

 同じ人物の病前と病後をはっきり描き分けたのはこれが初めてでしたが、個人的にはどんな状態の人も描くのが好きなので、千香のことを「醜くなってしまった」というふうには描けませんでした。かといっていわゆる「美しい病人」にもしたくなかったので、そのあたりのさじ加減は難しかったですが、すごくやりがいのある作画でした。

 また、何回も読めるような画面にしたかったので、じゃましない程度にいろんな仕掛けをしてあります。よろしければ何度か読んでみて下さい。

『BADDUCKS』全4巻が発売中(双葉社)

ーー2021年に「webアクション」で『大好きな妻だった』が公開された際には、150万PVを突破するという大反響だったそうですね。

 間口の広いお話だったかなと思ってはいましたが、Web公開された途端に想像以上にいろんな方に読んでいただき、大変幸運でした。

ーー今回のTwitter投稿でも14.8万件の「いいね」や、多くの「泣いた」という声が寄せられています。この反響をどのように思われていますか?

 2021年にすでにかなり大きな反響があったので、「まだあるんだ」という気持ちと、再度読んで広めてくれている人がいてうれしい気持ちがありました。自分はすでに別のことで頭がいっぱいなので、内容について特にコメントもできない状態なんですが、みんながさまざまな反応を寄せてくれるのを見ると「マンガってなんかやばいなあ」と思います。

ーー今後の創作活動について教えて下さい。

『DOGA』というタイトルの新作長編を執筆中です。その後のことはこの作品を描き終えるまでは分かりません。

※本記事の一部内容は、武田登竜門さんの著書『あと一歩、そばに来て』(KADOKAWA)に収録のあとがきをもとに構成しています。

(マグミクス編集部)

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