『北斗の拳』で最強キャラは誰だ 「病弱じゃなければ？」

■死の病にかかっていなければ最強の漢はトキ一択！？

「週刊少年ジャンプ」で1983年から1988年まで連載され、一世を風びした超人気マンガ『北斗の拳』。ケンシロウやラオウなどの人間離れした強さに憧れた人も多いのではないでしょうか。連載終了から30年以上経った現在でも、ネット上では「最強なのはいったい誰か！？」と話題になっています。

　やはり筆頭候補は主人公のケンシロウ。第64代北斗神拳伝承者で、旅の途中で出会う数々の強敵に立ち向かいながら次第に成長していきます。ネット上でも「ケンシロウは強敵と戦う度に強くなるから最強」「瀕死の重傷を負っても必ずパワーアップして戻ってくるよね」など、元のポテンシャルはもちろん成長してさらに強くなっていく点も評価のポイントのようです。

　最強キャラクターにラオウを推す声も多く挙がっていました。ラオウは北斗4兄弟の長兄でもあり、核戦争後は拳王軍を組織して世界を暴力と恐怖で支配していました。ケンシロウとも熾烈な激闘を繰り広げたラオウですが、ネット上では「ラオウの人間の枠を超えた肉体は圧倒的でしょ」「主人公補正がなければケンシロウにも勝っていたんじゃないか」などの声が。ラオウの迫力ある大きな巨体も相まって、ラオウが最強だと感じる人も多いようです。

　一方ネット上では、ラオウの兄にあたるカイオウが最強だという声も。カイオウが統治する修羅の国でケンシロウと対峙した際には、自らの手でケンシロウを瀕死に追い込みました。「カイオウは勝つためなら手段を選ばない」「相手への憎しみでパワーアップする」など、カイオウの勝負に対する熾烈な性格を評価したコメントが多く見られました。

　また条件付きでトキを最強キャラクターに挙げる声も見られます。トキは北斗4兄弟の次男で、ラオウの弟にあたる人物。一時は北斗神拳の伝承者と目されるほどの実力の持ち主でした。しかし核戦争中に自らが犠牲になることでケンシロウとユリアを守り、死の灰を浴びたことで継承者争いから脱落してしまいます。ネット上では「病気にかかっていなかったらトキが最強だったと思う」「才能は頭ひとつ抜けてる」など、条件付きでトキを推す声があがっていました。

（マグミクス編集部）