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『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』展が開催中 完結間近のアニメとともに味わいたい展示 名古屋・大阪でも開催へ

マグミクス / 2022年8月27日 9時10分

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』展が開催中 完結間近のアニメとともに味わいたい展示 名古屋・大阪でも開催へ

■思い出の名場面を振り返る

 2022年8月11日(水・祝)から8月28日(日)にかけて、池袋・サンシャインシティ展示ホールDで「『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』展 ~勇者の軌跡 いざ最終決戦へ~」が開催中です。2020年10月3日に放送が開始されたTVアニメもいよいよクライマックスを迎えるなか、ダイたちの冒険の道のりをさまざまな展示で振り返るイベントで、今後は大阪や名古屋でも開催予定となっています。当記事ではイベントの内容についてレポートします。

 会場に到着するとまず目に入るのが、主人公・ダイの等身大フィギュアです。背中のダイの剣に手をかけて、鋭い目つきで前を見据え、必殺のアバンストラッシュを放とうとするその凛々しさは、傘を手に「アバンストラッシュ!」と叫んだかつての少年たち、そして近年アニメでダイのファンになった現代の少年たちが憧れる姿そのものでしょう。

 会場入りしたファンを出迎えてくれるのは、壁に刻まれた竜の紋章です。この発色にはかなり苦労されたそうです。スタッフの努力の結晶を眺めながらいよいよ展示コーナーへと足を踏み入れていきます。

 最初のコーナー「冒険のはじまり」には、ダイやポップたち「アバンの使徒」のキャラクターデザインやこれまでの冒険の軌跡が記されています。少し奥にあるスタンディには戦いに臨むダイたちの名セリフがあわせて展示されており、皆が潜り抜けてきたさまざまな戦いに思いをはせることができるようになっています。

 次のコーナー「ダイ没入シアター」は四方がスクリーンになっており、約10分の間アニメの名場面が上映される特別な空間です。自分の周りで次々と展開される名場面のなかで、ダイの世界観へと没入していく感覚は、得難い経験となるでしょう。

 没入シアターを抜けた先にあるのが、原作の印象的な場面を展示した「ダイ 冒険ダンジョン」です。最初の「勇者の資質」ではダイの活躍を、二番目の「仲間・友達・友情」ではダイ・ポップ・マァムを、三番目の「親子の絆」ではダイとバランを特集しています。四番目は「ポップの成長」、五番目は「アバンの導き」、そして六番目には「ハドラーとの激闘」が展示されています。七番目の「ヒュンケルとクロコダイン」は特に力が入っており、ヒュンケルとクロコダインが向かい合わせになる形でそれぞれの名シーンが再現されています。

■ファン必見、貴重な原画の展示も

ダイになりきれるフォトスポットも設置

 冒険ダンジョンの最後となるのが、バーンパレスでの戦いを展示した「いざ最終決戦へ」です。このコーナーの最後にはイベント途中から等身大の真・大魔王バーンが追加されていますが、ダイの身長ではバーンの下半身にも及ばないほどの巨大さを誇り、圧倒的な存在感を放っています。

 バーンの前を通り抜けると、そこには右側に『ダイの大冒険』に散りばめられた珠玉のメッセージ集「―勇気と愛の言葉―」、左側には2020年10月から発売された新装再録版のカバーイラストがずらりと並べられた通路へとたどり着きます。

 心に刻まれた台詞の数々、新たに生み出された美麗なイラストを交互に眺めながら行き着く先は、アニメ用に設定された技と呪文の設定画のコーナーです。アバンストラッシュのフォームや各呪文の発動エフェクトなどが細やかに描かれており、アニメ化にあたりどれだけの情熱が注ぎ込まれたのかを垣間見ることができるでしょう。さらにアニメーションの設計図ともいえる絵コンテも数多く展示されており、さまざまな名場面がどのように作られていったのかをうかがい知ることもできます。

 展示も終わりに近づいたところでついに登場するのが、アニメ用に作られたキャラクターなどのデザイン画です。服装や所持品、武器なども細やかな設定が起こされているので必見です。

 最後のコーナーでファンを待っていてくれるのが、原作のラストを飾った海岸でのあのシーンです。地面に突き立ったダイの剣と仲間たちが手向けた花、いつかダイがこの光景を見ることはあるのでしょうか? 出口近くには原作者である三条陸先生や漫画担当の稲田浩司先生、さらに声優さんたちからのサインなども展示されていますので、これまたファン必見といえるでしょう。

 すべてのコーナーを観終えたら、記憶と思い出を形として残すための買い物は欠かせません。残念ながら東京の展示会期ではいくつかのグッズが完売していますが、豊富な種類のグッズがまだまだショップを賑わせてくれています。なかでも複製原画はかなりの人気があるとのこと。原作の名場面を使用したポストカードや、お土産に最適なプリントクッキーなどもお勧めです。受注生産となっているキャラファイングラフは高価にも関わらず人気が高いそうで、『ダイの大冒険』を愛するファンの熱意はかなりのもののようです。

 また、東京会場には出口近くに対戦型カードゲーム『ダイの大冒険 クロスブレイド』の試遊台が置かれており、土日には多くの子供たちが対戦を楽しんでいたそうです。今も昔も多くのファンの胸を熱くさせてくれる『ダイの大冒険』は、世代を超えて愛され続けることでしょう。

(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
(C)SQUARE ENIX CO., LTD.
(C)2020-2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. (C)T-ARTS
(C)2021, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. (C)2022 DeNA Co.,Ltd

●開催概要
「『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』展 ~勇者の軌跡 いざ最終決戦へ~』は、池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル 2F 展示ホールD で8月28日(日)まで開催。開催時間:9時~18時、最終入場17時(最終は 16 時 30 分以降の枠となります)。入場料は前売大人1800 円/当日大人2000円、前売子供1000円/当日子供1200円(いずれも税込)、3歳未満は入場無料。

※同展示会は名古屋・大阪 でも順次開催予定です。

(早川清一朗)

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