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入手難のPS5、今も本当に人気なの? 第3位「今すぐ欲しい」を下した第1位・第2位は…【人気投票】

マグミクス / 2022年9月1日 11時50分

入手難のPS5、今も本当に人気なの? 第3位「今すぐ欲しい」を下した第1位・第2位は…【人気投票】

■PS5は今も人気なの? アンケート結果から購入意欲に迫る

 最新の家庭用ゲーム機として、2020年11月に登場した「PlayStation 5」(以下、PS5)。その人気は予想以上の高まりを見せており、今もまだ入手難の状況が続き、多くの店舗で抽選販売を継続する事態となっています。

 前世代機のゲーム機と比べ、描画や処理能力、ローディングなどあらゆる面で進化を遂げ、そのマシンパワーを駆使したゲーム体験への関心を集めることにも成功しました。

 しかし皮肉にも、その関心の高さがPS5の需要に拍車をかけ、入手しにくい状況を招きます。無論、需要に見合う供給が間に合っていないことや、半導体などの部品不足による生産性の低下、さらには転売の介入などが折り重なった結果、欲しくても買えない事態が発生しました。

 こうした状況が2年近く続いた今、このPS5に対して消費者はどのように向き合っているのか。また、関心を寄せる人とすでに購入したユーザーの割合はどの程度なのか。そうした実態に迫るアンケート結果を、今回お届けします。(回答者数:1999人)

●第5位「Proなどの上位版が出るまで待つ」(135人)

 PS5の購入意欲(もしくは所持)について5つの回答を用意したところ、最も少なかったのは上位機種が出るまで静観すると答えた声でした。少ないといっても135人がこの項目を選んでおり、割合としては低いものの決して無視できる数ではありません。

「どうせ買うなら」と純粋によりよい性能を求める方もいれば、「自分は(PS4の)スリム版を待ってるのですが、(PS5の)今のサイズのディスク版では現在の置き場に入らないのが原因です」とサイズダウンを待つ人、「ハズレすぎてもう嫌になった」「買えずにここまできたから」のように抽選販売が続く状況に諦めた者もおり、同じ回答でもその理由は消費者ごとに異なる模様です。

【回答者コメント】
・時期的にも上位機種が出てきても不思議でない、どうせならそれまで待つ予定。
・どうしてもやりたいゲームソフトもないので急ぐ必要もなく、発売からある程度経ったので上位版や新型が出るならそっちの方がいいので。
・ここまで待たされ、上位版が出るのをわかっているのに買う気になれない。生産性を向上させるとソニーが発表しているし、今までのソニーのやり方だと下位版のサービス終了が早いから、購買意欲が湧かない。

●第4位「まだ欲しいとは思えない」(346人)

 次いで少なかったのは、PS5の購入意欲はまだ沸かないとの回答。こちらも理由は多岐にわたっていますが、特に目立った意見のひとつは「遊びたいソフトが無い」「欲しいゲームが少ないから」という、PS5の独自性が弱い点を指摘するものでした。

 そして「ゲーミングPCを持っているから」「ハイエンドPCがあれば十分」と、PCがあればゲームライフは十分と考える方も。PS5を販売しているソニー・インタラクティブエンタテインメント自身が、PCに向けた展開に意欲を示しており、そうした動きもPS5からゲーミングPCへの移行を後押しする一因になっているのかもしれません。また「いくら待っても買えない」「売る気がないと思えるから」と、諦めたとの声がこの回答にも寄せられています。

【回答者コメント】
・今のPS4で満足している。転売ヤーの思い通りになりたくない。
・PCがあればそこまで魅力を感じることも無い為。本体は安いが、PS+など考えると割高に思う。
・PS5独占でやりたいゲームが無いのと、ゲーミングPCを購入したため。

●第3位「PS5が今すぐにでも欲しい!」(380人)

 今回のアンケートでちょうど中間の位置につけたのが、最も購入意欲が高い「今すぐにでも欲しい」という意見でした。回答者全体から見て約19%の方々が、今も強くPS5の購入を希望する結果になりました。

「新作のゲームを高解像度で楽しみたい」「よりリアリティが増すと思う」と、優れたプレイ環境を理由にあげる方もいれば、「今使っているPS4の動作が重くなってきたため」と買い替えに合わせてPS5に移行したい人もおり、求める理由もやはり千差万別。また、「次回作のソフトがPS5のみの発売なので」とPS5の独自性に惹かれる声も届いています。

 現状について的を射ているコメントも多く、「手に入らないだけで最初からずっと欲しい」といった意見もそのひとつでしょう。最初は多くの方が欲しいと思っていたのに、手に入らなくて諦めたり、上位機種の登場を待つなど、スタンスが分散していった流れが窺えます。

【回答者コメント】
・PS4が少し故障気味なのと、4KやSSDへの対応など、魅力的なスペックだから。
・欲しいソフトがPS5でしか出さないと公式発表されたから!
・プレステは2の頃から新たな機種が出る度に入手し、そのソフトを多くやり込んできた。自分は実写の様なリアルなグラフィックのゲームが好きな方で、4Kの映像やレイトレーシング等を体感したいと思っている。また、スマホアプリのゲームよりもコントローラーでするゲームの方が好きで、デモンズソウルやホライゾンシリーズ、FFの新作も購入をしたいと思っている。

■状況の改善を望む声も多数…

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●第2位「すでにPS5を所持している」(489人)

 今回の回答で2番目に多かったのは、回答時点でPS5を所持している方々でした。割合は24.5%を占めており、全体の約1/4ほど。今回のアンケートは購入意欲調査も兼ねているため、24.5%がそのまま消費者全体の所有割合とは限りませんが、所持者が一定数いることは間違いなさそうです。

 PS5の入手手段は、抽選販売の当選や店頭での実売に出くわすなどが主ですが、どちらにせよ運を味方につける必要があります。発売直後ならいざ知らず、もうじき2周年を迎えるゲーム機がずっと入手しにくいままという状況は、あまり望ましい事態とはいえません。

 ユーザー数が伸び悩んだままだと、ゲームメーカーもPS5に注力しにくく、結果的にPS5独自の強みが増えないまま。購入したユーザーの不利益にも繋がる流れなので、PS5の入手難解消は急務の課題といえるでしょう。

●第1位「いつでも買えるようになったら考える」(649人)

 PS5の購入意欲(所持含む)アンケートで最多数を占めたのは、「いつでも買えるようになったら考える」の声。割合は32.5%で、約1/3ほどを占めています。これだけの方々が、状況の好転次第でPS5を購入したい意向を示しました。

 抽選疲れや転売への忌避感、他ハードやゲーミングPCなどによる環境の充実から急ぐ必要がないなど、事態の改善を待つ・待てる理由はさまざまですが、現時点の状況はあまり望ましくないと認識している方が多いのも確か。

 今回のアンケート全体を通して見ると、現状が変化すれば購入を希望する方が多い傾向にあります。しかし、その気持ちがいつまで続くかが分かりません。これ以上機会を損失する前に、希望者が気軽に買える状況を作れるかどうか。それが、PS5成功のカギになることでしょう。

【回答者コメント】
・定価で買うからコスパが良いのに、転売屋価格で購入してまで欲しいとは思わない。
・ある程度普及してソフトラインナップが充実して、PS5でしか遊べない面白そうなソフトが増えてから考える。まだ本体価格が高すぎると感じる。
・抽選情報などキャッチできない。お店で買えるなら今すぐにでも買いますが、毎日のように抽選情報などアンテナを張ったり探したりするほど暇ではない。生産者はきちんと需要に見合う供給を確保してほしい。
・昔は高くても買えた。実物が置いてあって眺めて子供でも大人でも買うために何かしら頑張ったんだけど、地方では実物、箱すら見たことが無いからしっかりとした欲が生まれない、現実味が湧かない。

※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施しました。優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。

(臥待)

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