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80年代に大ブーム「SDガンダム」の想い出 ガシャポンがどこにも売ってなくて涙…

マグミクス / 2022年9月5日 6時10分

80年代に大ブーム「SDガンダム」の想い出 ガシャポンがどこにも売ってなくて涙…

■1985年―ガシャポンで「SDガンダム」が登場!

 1985年、ガシャポンで最初の「SD(スーパー・ディフォルメ)ガンダム」が登場しました。当時の筆者はまだ小学生に入った直後で、「SDガンダム」も、アニメ『機動戦士ガンダム』のことも知らない状態です。

 筆者が「ガンダム」を初めて知ったのはガシャポン発売から1~2年後のこと、平日朝に放送されていたアニメの再放送を見たのがきっかけでした。『機動戦士ガンダム』の物語は小学校低学年だった筆者にはよく理解できませんでしたが、モビルスーツ同士が戦うシーンのカッコよさには惹かれ、お小遣いがある程度たまるたびにガシャポンを回していました。

 低確率で「限定版」と銘打たれたダイキャスト製のモデルが出てくることがあり、当たったときは大喜びしたものです。ただ、武者Zガンダムの限定版は他の限定版に比べて妙に軽かった記憶があるのですが、今思うとあれはパチモノか何かだったのでしょうか…。昔のこと過ぎて、真相は闇のなかです。

●1987年―「BB戦士」でガンプラデビュー!

「ガンダム」を語るうえで忘れてはならないのが、今日も「ガンプラ」の愛称で親しまれ続けるプラモデルシリーズの大ヒットです。当時の「ガンプラ」は、ニッパーで切り取ったパーツ同士を接着剤でくっつける作り方が普通で、不器用な筆者には、これもまた難し過ぎるものでした。

 そんな時に登場したのが、接着剤を必要とせず、パーツ数も少ないSDガンダムのプラモデル「BB戦士」シリーズです。当初はバズーカなどからBB弾を打ち出すギミックがあったため、このような名称になりました。見た目もかわいらしく価格も手ごろで手に取りやすいので、当時はよくプラモ屋に通いました。

 本当に初期のシリーズは「ガンダマン」や「ザックン」など、実際の機体名と異なる名称だったのが、幼心にも印象的でした。もしかしたら、当初は「ガンダムをモチーフにしたシリーズ」というような位置付けだったのでしょうか。

■1988年―書籍「SDクラブ」にノせられてしまった!

書籍「SD倶楽部」第1号書影

●1988年―書籍「SDクラブ」にノせられてしまった!

 翌年の1988年。バンダイから「ガンダム」を始めとするサンライズ作品のSDキャラクターをテーマとしたコミックアンソロジー「SDクラブ」の刊行が始まりました。

 掲載されたコミックのなかのひとつには「ガシャポンに少し遅れてハマったガンダム好きの少年が、幻のガシャポンSDガンダム第1弾を求めて町を奔走する」というような物語があり、筆者はそのマンガにすっかり感情移入してしまいました。

 今となってはタイトルすら思い出せませんが「ガンダム」や「SDガンダム」そのものの魅力ではなく、ガシャポンを探す行為をお宝探しのように描くのはうまい発想だったと思います。

 そして筆者が実際に周辺の店を回ってみると…たしかに第1弾のガシャポンを販売している店がどこにもない! そういうタイミングであることを分かったうえでの執筆だったのでしょう。自分に行ける範囲で遠出して、やっとの思いでまだ販売している店を見つけられたときは喜びもひとしおで、この頃にはすっかり「SDガンダム」の虜(とりこ)(とりこ)でした。書籍のことを悪く言うつもりはありませんが、今思うと綺麗にノせられたなと思います(笑)。

●1988年―ゲーム「ガチャポン戦士」に大ハマリ!

 時を同じく1988年。ファミコンディスクシステムで『SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ』の書き換えサービス(ディスクシステム用のゲームディスクを玩具屋などに持ち込むと、500円で別のゲームに書き換えてくれるサービス)がスタート。「SDガンダム」のゲームにも触れることになりました。

 本作はウォー・シミュレーションゲームで、SDタッチのモビルスーツを指定して進軍させ、都市を占拠すれば1ターンごとの収入量が上昇。その資金でさまざまなモビルスーツを追加生産して前線に投入し、敵軍の首都を陥落させれば勝利というルールでした。

 モビルスーツ同士の戦闘は画面を切り替えてのアクションゲームになっており、ここで勝ち続けさえすれば最終的には勝利できるので、シミュレーションゲームとはいえ小学生にも遊びやすいタイトルでした。この作品で「ガンダムはやっぱり強い」、「ドムはコストの安さの割にはスピードがあって戦いやすい」など、各モビルスーツの大まかな特徴を知り、愛着もさらに増していきました。

 筆者は今回紹介した以外のものでは「カードダス」にもハマっており、専用のバインダーも購入したほどでした。そんななか、一番長く夢中になった「SDガンダム」はゲームで、ファミコンの『SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記』や、スーパーファミコンで発売された『スーパーガチャポンワールド SDガンダムX』なども楽しくプレイしました。

「SDガンダム」のゲームは今もリリースが続いており、2022年8月25日(木)にはアクションRPG『SDガンダム バトルアライアンス(バトアラ)』が発売されました。

 筆者は「SDガンダム」のゲームとは大分ご無沙汰なのですが、こうして昔を振り返る記事を書いたら久しぶりに気になってきました!

(蚩尤)

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