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『スパイファミリー』心の底に隠した悲しい過去 3人+1匹の「胸がズキンと痛む」シーン

マグミクス / 2022年9月4日 15時10分

『スパイファミリー』心の底に隠した悲しい過去 3人+1匹の「胸がズキンと痛む」シーン

■アーニャを通して、ロイドは過去の自分がなぐさめられた!?

 2022年10月1日(土)からスタートする第2クールが楽しみな『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。この作品で「かりそめの家族」として暮らすようになったのが、100の顔を持つスパイのロイドとすご腕の殺し屋・ヨル、そして人の心を読めるエスパーのアーニャの3人です。彼らはそれぞれ悲しい過去を背負っており、「幸せな家庭」を知りません。

 この記事では、そんな彼らの悲しい過去を感じて、見ている私たちの心がズキンと痛み、彼らに寄り添いたくなるシーンをご紹介します。

●アーニャの過去にズキン

 好奇心旺盛、らんまんな娘のアーニャですが、彼女にもつらくて、思い出すと泣いてしまうほどの過去があります。人の心を読む特殊能力を持つアーニャは、かつて、ある組織の実験体として、名前ではなく、「被検体007」と呼ばれて育てられていました。組織では冷たい目をした大人たちに囲まれ、やりたいこともさせてもらえず勉強を強いられていたようです。アーニャの勉強ぎらいは、このような体験にも原因があるのかもしれません。

 第1クールでのアーニャの最大のズキンシーンは、特殊能力で人命救助し、星(ステラ)を獲得した彼女がヨルに力いっぱい抱きしめられ、ロイドにもほめられ、自分の力が人の役にたったと誇らしげな笑顔を見せるシーンではないでしょうか。まだ幼いアーニャの心の傷を、かりそめとはいえ家族の温かさが癒やしました。

●ロイド(黄昏)の過去にズキン

 第1クールでは作品の冒頭から、ロイドの悲しい過去を予感させる彼の心のつぶやきがあります。「名も顔も捨てた、この<誰そ彼(たそがれ)>」や「すべてはよりよき世界のために…!!」からは、彼の悲しい過去に由来する強い意志を感じることができるでしょう。

 引き取った直後、誘拐されたアーニャを救出して逃げるシーンでは、大泣きしてしがみついてきた彼女をロイドが思わず両手でしっかり抱くシーンがあります。これは、原作マンガでは描かれていない行動で、コマ間の動きを描いたアニオリのほんの一瞬の動きです。

 そしてその直後に、ロイドの少年時代の回想が入り、破壊された街でひとり、大粒の涙をボロボロとこぼすロイド少年の姿が映し出されます。孤独や絶望感、無力感に打ちのめされた彼の悲しい過去を知ると、アーニャを抱いた手は、実は幼い頃のロイド自身が欲っしてやまなかったものなのだろうと胸がズキンと痛むのです。

■第2クールで活躍する新キャラのズキンとするシーンは?

どんな時もたよりになる強すぎる母。TVアニメ『SPY×FAMILY』2クール目ティザーPVより (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

●ヨル(いばら姫)の過去にズキン

 地味女子の代表のようでいて、驚異の身体能力で確実に仕事をこなす殺し屋・いばら姫という裏の顔を持っているのがヨルです。アーニャの身の安全を守るということにおいては、これほど心強い母親はいないでしょう。

 しかし、そんなヨルにも苦手なものがあります。第2クールで明らかになるであろう彼女の料理は、見た目のインパクトも絶大なら、味も、食べた弟のユーリに走馬灯や三途の川を見せてしまうほど壮絶なもの。そんな彼女が母の味の記憶をたよりに料理をつくるエピソードでは、過去と現在のズキンを見ることができるでしょう

●新キャラ・ボンドの過去にズキン

 第1クールの終盤に不穏なシーンでチラリと姿を見せた犬は、第2クールでの活躍が楽しみな犬のボンドです。悩みなんてなさそうな、のほほん顔の犬ですが、実はアーニャと同じく特殊な能力を持っています。その能力のせいで悲しくつらい思いをしてきたボンドが、初めてうれしくてシッポをふるシーンは、ズキンのポイントです。お見逃しなく。

(山田晃子)

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