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「ただの宮野」CV:宮野真守キャラ3選 「どこまでアドリブ?」「マモがはみ出てきとる」

マグミクス / 2022年9月5日 11時50分

「ただの宮野」CV:宮野真守キャラ3選 「どこまでアドリブ?」「マモがはみ出てきとる」

■「中の人が強すぎる」やりたい放題のマモワールド

 数々の有名作品に出演している、人気声優・宮野真守さん。その人気の秘密は、整ったルックスやイケメンボイスだけでなく、ご本人のキャラクターの濃さにもあります。明るくハイテンションな宮野さんの性格が、時には役を追い越してしまい、「ただの宮野」と視聴者に言われることも。この記事では、「ただの宮野」が堪能できるキャラクターを3作品からご紹介します。SNSでも「めっちゃ生き生きしてて笑った」「マモがはみ出てきとる」と評判です。

●『オーバーロード』パンドラズ・アクター役

 舞台は西暦2138年。仮想世界に入り込むことで、まるで現実にいるかのように遊べる体感型ゲーム「DMMO-RPG」が、多数制作される時代になっていました。その中でもかつて一大ブームを巻き起こしていたDMMO「ユグドラシル」は、今サービス終了を迎えようとしています。

 ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の長であるプレーヤー・アインズ(CV:日野聡)は、これまでの楽しかった思い出に浸りながら、ゲーム内でサービス終了の時を待っていました。ついにサービス終了の時を迎えたものの、アインズはなぜか強制ログアウトされません。NPCが意思を持ち、様子が一変したゲーム世界のなかで、アインズは最強の大魔法使いとして君臨することになり――?

『オーバーロード』は、同名ライトノベル(著・丸山くがね)が原作のアニメで、3期まで制作された人気作品です。原作は「このライトノベルがすごい!」の単行本・ノベルズ部門にて、2017年第1位、2018年・2019年でも第4位にランクインするなど、息の長い人気を誇っています。宮野さん演じるパンドラズ・アクターは、宝物殿の守護者であり、かなりアクの強いキャラクターです。

 頭脳明晰で、その実力をアインズやアルベド(CV:原由実)にも認められている、パンドラズ・アクター。しかし彼は、当時のアインズが思う「かっこいい」を詰め込んで生み出したキャラクターであるためか、ドイツ語を喋ったり敬礼したりと、アインズが恥ずかしくなるほど個性的です。

 そんなパンドラズ・アクターは、宮野さんの演技によりさらにパワーアップ。もはや歌うように喋る彼からは、アインズも気圧されるほどのウザさがかもし出されています。ミュージカル顔負けの大げさな身振り手振りにピッタリの演技で、場の雰囲気を一気に持って行ってしまうのはさすがのひと言。それもそのはず、このキャスティングは制作スタッフの強い推薦から決まったそうです。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『うーさーのその日暮らし』うーさー役

『うーさーのその日暮らし』 (C)Project wooser

 時は20XX年。混沌に包まれていた世界で、「正義こそがジャスティス」と、ひとり(?)のダークヒーローが立ち上がりました。たとえその拳(?)が砕けようとも、壁を殴ることを彼は止めない……かもしれない。そして今、孤独な自分との戦いが人知れず始まる……かもしれない?

 突如として現れた謎の生物、うーさー(CV:宮野真守)。うさぎのようなかわいらしいルックスとはうらはらに、彼は「好きなものはお金と肉とギャル」と言い放ちます。まるで余生のように「その日暮らし」をしているうーさーは、荒ぶりそうで荒ぶらない、マイペースな日々を送るのでした。

『うーさーのその日暮らし』は、同名ウェブコミック(著:宇佐義大、イラスト:ふじのきともこ/星海社)を原作としたアニメです。謎の生物・うーさーの日々をゆるーく描く本作では、そのかわいらしいルックスからは想像できない、宮野さんの渋い声とシュールなセリフが楽しめます。

 宮野さん演じるうーさーは、仮病だと言い放って出演を休もうとしたり、女子高生の卒業式に立ち会い「誰か制服くれないかな~」ともくろんだりと、とにかく自由な生物です。見た目に似合わぬ腹黒さを持ち合わせますが、どこか憎めないうーさー。その自然体な演技は、「もはや全部アドリブなのでは?」と思わされてしまうほどです。

 また、宮野さんが出演する他作品とのコラボや、パロディが多いのも本作の特徴です。『ウルトラマンゼロ』や『機動戦士ガンダム00』、『SSSS.GRIDMAN』とのコラボも。宮野さんファンなら必見の作品です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『多田くんは恋をしない』伊集院薫役

『多田くんは恋をしない』 (C) TADAKOI PARTNERS

 満開の桜を撮るため、カメラを持って皇居に来ていた多田光良(ただ・みつよし/CV:中村悠一)。カメラを構えた多田でしたが、ファインダーに映り込んだのは、美しい金髪の少女・テレサ・ワーグナー(CV:石見舞菜香)でした。

 連れとはぐれたテレサを放っておけず、多田は祖父の営む「多田珈琲店」に連れて行くのでした。テレサはそこで多田の妹・多田ゆい(ただ・ゆい/CV:水瀬いのり)や、多田の友人・伊集院薫(いじゅういん・かおる/CV:宮野真守)とのんびり雨宿りしていましたが、連れのアレクサンドラ・マグリット(CV:下地紫野)がすごい形相で店にやってきてーー?

『多田くんは恋をしない』は、アニメ『月刊少女野崎くん』の制作チームが手掛ける、オリジナルTVアニメです。制作会社は、『ダンベル何キロ持てる?』『干物妹!うまるちゃん』などを手掛けてきたアニメ制作会社「動画工房」。とある高校の写真部を舞台にした、青春ラブコメディです。

 宮野さん演じる伊集院は「黙っていればイケメン」という、どこか「中の人」ご本人をほうふつとさせる、多田の幼なじみです。第1話からご機嫌に登場したり、猫のニャンコビッグに襲い掛かられて叫んだり、とある事情で宙を舞ったりと忙しい彼。そんな彼を、宮野さんはもはや本人かのようにいきいきと演じています。

 第5話では、「伊集院薫ショー」と称して皆に料理をふるまう伊集院。そのお品書き発表の際の張り切りようは、まさに宮野節全開です。その一方で、多田が落ち込んでいるとき、伊集院は心配そうに励まします。いつもの明るい伊集院と、シリアスな時の伊集院との演じ分けにもご注目ください。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

「ただの宮野」キャラは、登場するだけでその場を明るくしてくれます。「中の人」の存在感を存分にかもし出しながらも、作品の雰囲気を壊さないのは、まさに宮野マジック。ここでは惜しくも書けなかった「ただの宮野」キャラもいますので、ぜひ探してみてくださいね。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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