『ワンピース』最弱の海出身の凄腕狙撃手たち アリの眉間にだって弾丸をぶち込める？

■狙撃手対決に期待高まる

『ONE PIECE（ワンピース）』の世界では最弱の海と呼ばれる「東の海（イーストブルー）」。しかしいまでは、麦わらの一味をはじめとした数億越えの賞金首がゴロゴロ存在しています。なかでも凄腕と呼ばれる狙撃手たちは「東の海」出身者が多いです。そこでこの記事では、「東の海」出身の狙撃手をご紹介します。

「東の海」出身の狙撃手と言われて、麦わらの一味のウソップを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか？　いわずもがな、麦わらの一味の名狙撃手です。狙いが定めづらい、パチンコを武器として使用しており、狙撃のセンスはピカイチ。ルフィやゾロ、サンジなどの活躍と比べると地味ですが、確実に麦わらの一味の勝利へ貢献している人物です。

　そしてウソップと言えば、父親のヤソップも外せません。赤髪海賊団のメンバーで、追撃者（チェイサー）の異名を持つヤソップはウソップの父親なだけあって、やはり狙撃センスは作中屈指です。また、ルフィが「外したところを見たところがない」と言っていたほど精度の高い射撃を得意としています。ヤソップ本人も「アリの眉間にだって弾丸をぶち込める」と豪語するほどの腕前です。

　ほかにも黒ひげ海賊団のメンバー・ヴァンオーガーは、銃声すら届かないほど遠く離れた場所からカモメを撃ち落とすなど、並外れて正確な射撃の腕前の持ち主です。黒ひげの勧誘を蹴ったエースの眉間や胸部などに瞬間的に弾丸を打ち込むなど、早撃ちも得意です。いつかは必ず起こるであろう、黒ひげ海賊団と麦わらの一味の対決。ファンの間では「ウソップvsヴァンオーガー」の狙撃手対決を心待ちにしている声もあがっています。

　アニメオリジナルのキャラクターでは、海軍少尉ダディ・マスターソン（子連れのダディ）も「東の海」出身と考えられます。「東の海編」第50話で、「海軍一の狙撃手」と呼ばれたダディとヤソップが早撃ちによる決闘を行ったシーンが描かれていました。お互いほぼ同時に発砲しましたが、かろうじてヤソップはマスターソンの弾をかすめる程度で済まし、勝利を収めました。昔とはいえ、ヤソップとほぼ互角の腕を持ったダディに末恐ろしさを感じます。

（マグミクス編集部）