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55周年企画でありえる? もし『シン・ウルトラセブン』が作られたら登場しそうな怪獣

マグミクス / 2022年9月13日 18時10分

55周年企画でありえる? もし『シン・ウルトラセブン』が作られたら登場しそうな怪獣

■大人気キングジョーは庵野監督も大好きなはず

『ウルトラセブン』の55周年プロジェクトが2022年10月から始動することが円谷プロで公式に発表され、ファンの間では「ついに『シン・ウルトラセブン』始動か?」と日に日にその期待が高まっています。

 実際のところは定かではありませんが、ここ数年の庵野秀明監督の稼働ぶりや、そして『ウルトラセブン』が『新世紀エヴァンゲリオン』に多大な影響を与えていることを鑑みるに、大いにありうる話です。さて、そうなってくると先回りで考えてしまうのが、『シン・ウルトラセブン』に登場して欲しい宇宙人、怪獣です。ネットの声や22年に大ヒットした『シン・ウルトラマン』の傾向から、登場怪獣たちを考えてみましょう。

 まず、『ウルトラセブン』を代表する宇宙人、怪獣たちを振り返ります。「ねとらぼ」が公開した「ウルトラセブン」の「宇宙人・怪獣」人気ランキングでは、第3位がエレンキング、第2位がメトロン星人、第1位がキングジョーという結果。……正直、全て登場して欲しいとしか言いようがないメンツです。

『シン・ウルトラマン』では、オリジナルシリーズを換骨奪胎した見事な構成で、5体もの禍威獣と外星人(『ウルトラQ』オマージュのOP含むと11体)が登場しています。とはいえ『シン・ウルトラマン』に登場した禍威獣が、単なる人気順でなかったという点は重要です。何せ(大人の事情があったかもしれないにせよ)、いちばん有名ともいえるバルタン星人が登場していないのですから。

 次に、庵野秀明監督が好きと思われる『セブン』のエピソードを見ていきましょう。庵野監督監修の「円谷特殊技術研究所コンプリートBOX」(2012年発売)を見ると、26話「超兵器R1号」と、そして、実相寺監督演出の第43話「第四惑星の悪夢」が選ばれています。第43話は『ウルトラセブン』を代表する傑作であり、悪夢回でした。「ロボット長官」など衝撃的なキャラクターは登場しますが、同エピソードにわかりやすい宇宙人・怪獣が登場しない点も重要。なおさらファンの間では予想が捗ってしまいます。『シン・ウルトラセブン』に「第四惑星の悪夢」のオマージュが盛り込まれる可能性は高いです。ちなみに、『シン・ウルトラマン』監督を務めた樋口真嗣氏も、かつて発売されたUMD「ウルトラシリーズ 樋口真嗣セレクション」で「第四惑星の悪夢」を選出しています。また、「超兵器R1号」に登場するギエロン星獣も、前述のランキングで9位に入るほどの人気です。こちらも名作回ですが、超兵器R1号とギエロン星を『シン・ウルトラセブン』の話に盛り込むのは難しいかもしれません。

 その他、人気1位のキングジョーは庵野監督も、青春時代に銭湯の水風呂でワンシーンを再現するほどのお気に入りでした。またキングジョーを操るペダン星人が劇中でその姿をほとんど見せないことから、庵野監督独自のアレンジ余白も残っており、もしかしたら半世紀以上にわたりベールに包まれていた「ペダン星人」がついに桧舞台に立つかも……など、妄想『シン・ウルトラセブン』が次々に生まれてしまいます。

 さらにいえば「欠番回」に登場した、「あの星人」の登場を期待する人も多いようです。また個人的な意見ですが、第6話「ダーク・ゾーン」に登場したペガッサ星人のエピソードのペーソスは、庵野作品との相性も抜群な気がしてなりません。今一度強調すると、あくまで『シン・ウルトラセブン』の制作はファンの間で妄想がはかどっているだけですが、だからこそ、今は「好き勝手」に妄想して遊べるチャンス。もちろん2023年3月公開の『シン・仮面ライダー』もありますので、すぐに見られる可能性は低いですが、55周年の22年中に「制作決定」の発表だけでもないものか、期待しすぎずに期待しましょう。

(片野)

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