「音楽：澤野弘之」←覇権決まったな アニメ楽曲のヒットメーカーぶりがすごい

■アニソン名曲の生みの親！ 作曲家の澤野弘之とは何者！？

　皆さんは、お気に入りのアニメ曲がありますか？　近年のヒットチャートにはアニメの主題歌が上位に入り、TV番組でアニメの曲が数多く取り上げられるアニソン戦国時代に突入しました。今話題の映画『ONE PIECE FILM RED』でも、作中に登場するウタ（歌唱：Ado）の楽曲が注目を集めています。なかでも劇中歌である「Tot Musica」は「迫力がやばい」「中毒性がある」など海外を含めネット上で話題です。今回は「Tot Musica」を作曲した、澤野弘之さんに注目します。

　作曲家で作詞を手がけることもある澤野さんは、これまでアニメ作品に数多くの楽曲を提供してきました。2013年4月に放送がスタートした『進撃の巨人 Attack on Titan』のアニメ版では、日本のみならず全世界から注目を集めました。2015年5月には同作のBGMで「JASRAC賞銀賞」を受賞。他にも『機動戦士ガンダムUC』や『青の祓魔師』、『七つの大罪』、『キングダム』といった有名作品の作中音楽も手がけています。

　澤野さんの楽曲は、アニメファンからも「進撃の挿入歌っていつも鳥肌立つんだよね」「作中でめっちゃツボな曲あったから調べたら澤野さんだった」「壮大な曲がたまらない」など大好評。アニメ以外にも『医龍 Team Medical Dragon』、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、『プラチナデータ』などの映画やドラマ音楽でも才能を発揮しています。

　さらに、自身のプロジェクト「SawanoHiroyuki[nZk]」では多くのアーティストとコラボ。T.M.Revolutionの西川貴教さんをゲストボーカルに迎えた「NOISEofRAIN」やAimerさんとタッグを組んだ「i-mage」なども「定期的にコラボしてほしい！」「西川さんとの組み合わせ好きだな」と評判になっていました。

　2022年に入ってからは、JO1の河野純喜さんと與那城奨さんが参加した楽曲「OUTSIDERS」も話題に。JO1のファンからも「かっこよすぎる！　澤野さんありがとうございます」「ふたりの魅力を引き出す楽曲！　澤野さんに感謝だね」との声があがっています。

（マグミクス編集部）