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『水星の魔女』放送間近!「ガンダム」過去作の主人公役で逸話を持つ声優3人は…?

マグミクス / 2022年9月25日 6時10分

『水星の魔女』放送間近!「ガンダム」過去作の主人公役で逸話を持つ声優3人は…?

■『ガンダム』にさまざまな逸話を持つ人気声優たち

 2022年10月2日(日)から放送が始まる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。この作品は『鉄血のオルフェンズ』以来、TVアニメでは約7年ぶりの新作ということで、楽しみにしている「ガンダム」シリーズファンも多いでしょう。主人公はアスティカシア高等専門学園に辺境の地・水星から編入してきたスレッタ・マーキュリー。彼女を演じるのは市ノ瀬加那さんです。

 市ノ瀬さんは新進気鋭の女性声優ですが、振り返ってみれば過去の『ガンダム』主人公を演じたのも名だたる名優ぞろい。アムロ・レイ役の古谷徹さんを皮切りに、多くの人が『ガンダム』への出演をきっかけにさらなる飛躍を遂げ、今もその声を聞かせてくれています。

 今回はそんな『ガンダム』主人公声優のなかから、印象的な逸話を持つ3人を紹介します。

●飛田展男(代表作:『機動戦士Zガンダム』)

『機動戦士Zガンダム』でカミーユ・ビダンを演じた飛田展男さん。彼は「ガンダム」シリーズ初の続編で主人公役を務めたあとも、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』や『機動武闘伝Gガンダム』など多くの『ガンダム』作品に出演しました。

 そんなシリーズの功労者のひとりと言っても過言ではない存在ですが、劇場用三部作『機動戦士Zガンダム A New Translation』が作られるにあたって再度オーディションが行われることに。しかしこの主人公声優交代の危機を、飛田さんは富野由悠季監督の期待に応える演技でクリアし、ふたたびカミーユを演じることになったのでした。

●阪口大助(代表作:『機動戦士Vガンダム』)

『機動戦士Vガンダム』ビジュアル (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

 数多く存在する『ガンダム』主人公声優ですが、フレッシュな人物が起用されることも少なくありません。今では少年声の名手として知られる朴ロ美(※ロの字は王へんに路)さんは『∀ガンダム』のロラン・セアックで初めて少年役にチャレンジしました。さらに『機動戦士Vガンダム』でウッソ・エヴィンを演じた阪口大助さんは、同作が本格的な声優デビュー作だったというのが驚きです。

 今でこそ『銀魂』の新八を筆頭に多くのキャラクターを演じる阪口さんですが、当時は大の『ガンダム』好きだったとは言え、声優としては新人同様。そのため富野監督や音響監督の浦上靖夫さんから厳しい指導を受け続けたそうです。ただそうしたおかげで『機動戦士Vガンダム』は主人公声優の大きな成長を感じられる作品となっています。

●小野賢章(代表作:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『ガンダムブレイカー バトローグ』)

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ビジュアル (C)創通・サンライズ

 小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主人公であるハサウェイ・ノア(マフティー・ナビーユ・エリン)は、ゲームなどに出演する際は長年『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で同キャラクターを演じた佐々木望さんが演じていました。しかし2021年に上映された劇場用アニメ三部作ではハサウェイ役が小野賢章さんに変更。当初はこのキャスト変更にネガティブな声をあげるファンもいましたが、いざ劇場で公開されるとそうした声はあまり見かけなくなりました。またこの活躍もあってか、小野さんは「第十六回声優アワード」主演男優賞を受賞します。

 その後、小野さんはショートアニメ『ガンダムブレイカー バトローグ』にもW主人公の一角であるフドウ・リュウセイも演じており、複数の『ガンダム』主人公を演じた稀有な存在となっています。

 もちろん今回紹介した3人以外にも、ほかにも本編で好演し、ユニークなエピソードを持つかたは多くいます。『水星の魔女』放送を前に、あなたの好きなガンダム主人公声優を振り返ってみてはいかがでしょうか。

(はるのおと)

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